新型スバルXVに宿る、スバル開発陣の自信と良心とは!?

また新型XVでは、営業サイドから「多くの人にXVを試して貰えるように、リーズナブルな1.6L仕様を出すべき!」という提案がありましたが、開発陣は1.6Lエンジンの搭載にはパワー面で懸念を抱いていました。

そこで実際に1.6Lの試作車を走らせて、軽量なSGPと新開発1.6Lエンジンが必要十分な性能をもたらすを検証したとのこと。こうしてラインアップに加わった1.6Lのベースグレードは、4WDに加えてアイサイトと歩行者保護エアバックまで搭載して、消費税抜きで200万円未満を実現。井上PGMも「つくり手から見ると、これは安すぎますよ」とコメントするほどです。

スバルは、SGPを軸にしてパワーユニットや足回りだけでなく、アイサイトや歩行者保護エアバッグ等の付加機器も徹底共有することで、”高性能”と”多品種”と”低価格”を高次元で実現する戦略を推進しています。新型XVにも、スバルの自信と良心がギッシリ詰まっていると実感した次第です。

【関連リンク】

第551弾スバルXVのすべて(より深く知りたい方はこちらがオススメ)
http://3a.as-books.jp/books/info.php?no=NMS20170426