「アプライドD」へ進化し、乗り心地を改善したスポーツツアラー「スバル・レヴォーグ」の走り

様々な荷物を積めることはステーションワゴンとしては重要な機能ですが、今回のマイナーチェンジにより、後席が4:2:4の3分割タイプとなったのもニュース。これにより、長尺物+4名乗車といった使い方ができるようになりました。また、リアシートにはたたむときの動きを抑制するダンパー機構も搭載することで、後席をアレンジするときに手を挟んで痛い思いをすることも減っています。

外観ではLEDヘッドランプ&フォグランプの採用、シャープな意匠のヘキサゴングリル、ワイド感を強調する新デザインのフロントバンパー、そしてダイナミックな造形の18インチホイールといったところが変更点。従来モデルの方向性を否定することなく、正常進化させたアピアランスに仕上がっています。

このように、大幅改良を受けたD型レヴォーグの発売日は2017年8月7日。メーカー希望小売価格は、2,829,600円~4,050,000円(消費税込)です。

■スバル・レヴォーグ2.0GT-S EyeSight主要スペック
車両型式:DBA-VMG
全長:4690mm
全幅:1780mm
全高:1490mm
ホイールベース:2650mm
車両重量:1570kg
乗車定員:5名
エンジン型式:FA20
エンジン形式:水平対向4気筒直噴ターボ
総排気量:1998cc
最高出力:221kW(300PS)/5600rpm
最大トルク:400Nm(40.8kg-m)/2000-4800rpm
変速装置:CVT(マニュアルモード付)
燃料消費率:13.2km/L (JC08モード)
タイヤサイズ:225/45R18
メーカー希望小売価格(税込):3,618,000円

(写真:SUBARU 文:山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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