トヨタグループの4月国内生産が前年比31%増加した訳は?

海外生産についてはダイハツが3万台(+24.1%)、日野が3千台(+10.8%)と好調な反面、トヨタ本体が北米・アジア・オーストラリア・アフリカで生産が減少し、44.8万台(−4.3%)と4ヶ月振りに前年実績を下回っており、グループ全体でも48.1万台(−2.9%)と、6ヶ月振りに前年割れしている状況。

一方、輸出については、15.2万台(+14.3%)と欧米やアジア向けが増えたことで、2ヶ月振りに前年実績を上回っており、国内販売についても「C-HR」の販売好調(1.3万台) により、グループ全体で16.5万台(+5.7%)と、6ヶ月連続で前年を上回っています。

また、今年1‐4月におけるトヨタグループの世界生産台数は352.6万台(+7.8%)で、内訳では国内生産が144.1万台(+11.9%)、海外生産が208.5万台(+5.1%)、輸出が58.6万台(+3.2%)、国内販売が83.7万台(+8.3%)という状況になっています。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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