女子力アップ!に、イタリアン・オープン!?「アバルト124スパイダー」【夏江ちゃんの次のクルマ選び!! Vol.05】

パワフルな後輪駆動らしさを表現するために、夏江ちゃんがカウンターステアを当ててドリフト姿勢をキープ…じゃなくて静止状態での撮影ですが、それっぽく見えるでしょ!? 柔和な顔のNDとは対照的に、大開口のグリルや釣り目のヘッドランプでアグレッシブな表情に。いい意味で「こってりソース顔」です。

エンジンはNDが1.5LのNA(自然吸気)ですが、アバルト124スパイダーはフィアット製の1.4L直4マルチエアーターボを搭載。スペックは最高出力125kW(170ps)/5500rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/2500rpm。ヘッドカバーも「魅せる」デザインにしているところが、いかにもイタ車らしいです。

ドライブしてみた夏江ちゃんの感想は?「ロードスターはあらゆる動作が軽めでしたが、コレはボディがガッチリしていて骨太な感じ。見た目は『イタリアの伊達男』っぽいけれど、中身はとても硬派。ブレーキは強く踏み込まないと効かなくて、ハンドルも重めですが、高速を走っている時(直進時)の安定感は抜群ですね」。アクアラインで強い横風を受けても車体がフラつかず、安心してドライブできたそうです。

熱い走りに応えるために、フロントブレーキはブレンボの4ポッドキャリパーと大径ディスクローターがおごられています。タイヤはBSポテンザRE050A、サイズは205/45R17、サスペンションは専用セッティングのビルシュタイン製単筒式ショックアブソーバーを採用しています。

リヤビューもアグレッシブ。NDのマフラーは1本出しのデュアルテールなのに対し、スパイダーは左右出し。リヤフォグランプはバンパー中央にインストール。排気音を聞いた夏江ちゃんの感想は?「もっと軽い音がするのかと思っていましたが、低域が強調されていて迫力満点です!」。

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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