谷口信輝がルノー・ルーテシアR.S.トロフィーで筑波タイムアタック! 1分08秒728を記録!!

テストを行った日は気温がやや高めでしたが、路面はドライで絶好のコンディション。果たして、ルーテシアR.S.トロフィーの走りに対して谷口信輝さんはどのような評価をするのでしょうか。早速タイムアタックを終えた谷口信輝さんにインタビューをしてみました。

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「タイムアタックを含めて10周ほど筑波サーキットを走行しましたが、ブレーキがへこたれることなくずっとサーキット走行を楽しめることができました。エンジンの排気量は1.6リッターと大きくないですが、割と低回転からパワーバンドが来るので軽やかな加速をします。」と谷口さんは話してくれます。

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FFだとコーナリングが思うように曲がらないのではと聞いてみると「旋回はステアリング操作にフロントノーズがグイグイ付いてきます。センターコンソールにあるR.S.ドライブをレースモードにすると、電子デバイスをキャンセルすることができ、ドライバーのやりたいことをできるので非常に楽しいクルマです。」とのこと。

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そのほかに気になったポイントを聞いてみると「コーナーの進入で、パドルシフトを使ってシフトダウンしたときに、安全モードが付いているクルマだとギアを落としてくれないことが多いんです。しかしルーテシアR.S.トロフィーはそのあたりは凄く攻めていて、高回転でもシフトダウンできてエンジンブレーキを多用できるのが楽しいですね。また、シフトアップもレスポンス良く完全にレーシングカーさながらのシフトワークができます。」とのことでした。

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素早いシフトワークはレーシングカー並というルーテシアR.S.トロフィーのポテンシャルに谷口信輝も納得のようです。ちなみにラップタイムは1分08秒728。参考までに同日谷口信輝さんがドライブしたトヨタ86は1分11秒972(参考値)でした。もうコンパクトクラスのFF+ATでもスポーツ走行は十分に楽しめると言えるでしょう。

ルノーブース(幕張メッセ西2ホール)でご確認下さい。

【ルノー・ルーテシアR.S.トロフィー(6速EDC)】

SPECIFICATION:全長4105mm×全幅1750mm×全高1435mm、ホイールベース:2600mm、車両重量:1290kg、エンジン種類:直列4気筒DOHCターボ、総排気量:1618cc、最高出力:162kW(220ps)/6050rpm、最大トルク:260Nm/2000rpm、駆動方式:FF(前輪駆動)、サスペンション(前/後):マクファーソンストラット/トレーリングアーム、ブレーキ(前/後):Vディスク/ディスク、タイヤサイズ:205/40R18     価格:329万5000円

(文・萩原文博、撮影・VIDEO OPTION)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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