86/BRZは値落ちするも、絶版車のS15シルビアが値上がりする3つの理由とは?【中古車選び】

同じFRクーペでは2012年に登場したトヨタ86/スバルBRZの中古車も多く出回るようになり、S15型シルビアと価格がクロスオーバーしてきました。

86やBRZの中古車の平均価格は値落ちしているにも関わらずS15型シルビアは値上がりしています。これは漫画やD1などの影響、そしてハイパワーのターボ車、さらに豊富なアフターパーツが販売されているという3つが理由のようです。

S14 S13

S15型シルビアは値上がりしていますが、先代となるS14型シルビアの平均価格は横這い、そしてS13シルビアは値落ちと各世代でバラバラな動きとなっています。

しかし、S14型シルビアよりも年式の古いS13シルビアの中古車は平均価格で20万円も高いのは正直驚きです。

S15オーテック S15ヴァリエッタ

またS15型シルビアにはNAエンジンを搭載したオーテックバージョンと電動開閉式ルーフを採用したヴァリエッタというオーテックジャパンが製造したモデルがあります。オーテックバージョンは横這いで目立った動きはありませんが、4シーターオープンカーのヴァリエッタは全国で10台しか流通しておらず、しかもこの1カ月は平均価格が6万円も値上がりしています。

毎年秋に開催されるオーテック里帰りミーティングにシルビアで参加したい人も早めのチェックが必要です。

(萩原文博)

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この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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