オーテックジャパン30周年車が目指すのはアバルト?それとも…

それでは、A30プロトタイプのインプレッションを紹介しましょう。

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茅ヶ崎の匠が手組をしたHR16DEエンジンは、とにかく軽い吹け上がりが特徴です。

レッドも7000回転以上と高めてあるので、アクセルを踏むとどこまでも加速していきそうな感じです。しかもレッド近くまで回しても、パワーのたれがありません。このフィーリングはホンダのVTECではなく、ワンダーシビックSiに搭載された1.6L直4のZCを彷彿させるフィーリングに近い感じがしました。

また強化された5MTはカチカチっとギアの入りも良く、滑らかな吹け上がりを見せるエンジンとの相性も良いです。

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マーチのボディに205/45R16というワイドなタイヤではパワーロスが気になりましたが、その点はそれほど気になりませんでした。コーナリングの旋回性能は良いのですが、少々直進安定性に不安が残りました。まだプロトタイプということで、これからセッティングを煮つめていけばこの不安も解消されることでしょう。

ボディサイズは全長3900mmで全幅1800mmというA30ですが、茅ヶ崎の匠の技がふんだんに盛り込まれたチューニングマシン。目指すところはアバルトなのでしょうか。それともルノースポールになるのでしょうか。

発売日や価格などはまた後日発表ということですが、皆さんはいくらなら購入しますか?

(萩原文博・撮影・小林和久)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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