オーテックジャパン30周年車が目指すのはアバルト?それとも…

今回のプロトタイプはまだエクステリアは未完成のままですが、全幅1800mmとなるボディは約90mmのワイドトレッド化を行われており、205/45R16タイヤを装着。タイヤはミシュランのパイロットスポーツ3をチョイスしています。

006 007

エンジンはノートニスモなどに搭載されている1.6L直4エンジンのHD16DE型。このエンジンをベースにエンジンブロックのポート研磨をはじめ、クロモリ鋼から総削り出しのコンロッド、専用カムシャフト、タングステン材を圧入したクランクシャフト、強化バルブスプリング、専用ECU、大容量サイレンサーの採用などのチューニングによってレッドゾーンが7000回転以上という高回転型エンジンへと変貌を遂げています。

003 008

009 010

サスペンションはショックの筒径アップをはじめ、スタビライザーの強化をはじめとした専用チューニングを施し、ボディもブレースを装着することでパワーアップしたエンジンに対応しています。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる