そもそも、「e-NV200」とはどのようなクルマなのでしょうか?
簡単に言うなら「人・モノが沢山乗るEV」で、多目的商用バンの「NV200バネット」をベースに、EVの「リーフ」に搭載されるシステムを移植したモデルです。
EVで懸念されるのがバッテリーの搭載による室内空間の減少です。「e-NV200」の場合、移植するにあたって、バッテリーを小型化するとともにフロア下へ配置すること対応。ベースとなった「NV200バネット」と同等の空間が確保されています。
また、最大1500Wの電力を取り出せるパワープラグ(100Vコンセント)をフロントシートと荷室の2か所に用意。屋外イベントをはじめ、災害時の電源としても活用することができます。
航続距離は190km。例えば、決められたルートでの送迎などで強みを発揮します。電気料金の安い夜間に充電すれば、ガソリンエンジン車よりもランニングコストが安く済むのも魅力的です。
地方自治体の皆さん、これを機会にEVで良い街づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか?
(今 総一郎)