個性的なルックスと、走りの楽しさを手軽に実感できる「MINI」。
とくにデザインは、近所への買い物からリゾート地まで、どんな場所でも自然と馴染み違和感を与えない上に、いまだに車格にこだわる方にも嫌味に思われる心配もなさそう。
今回はMINIの中のMINIである「ジョン・クーパー・ワークス」にチョイ乗りしたのですが、シリーズ中で最も刺激的なモデルというだけあって、価格はエントリーグレードの「ONE」の約2倍で、6速MTが398万円、6速ATが415万円。
正直、乗る前は「高っ!!」と思っていましたが、ダイレクト感に満ちた乗り心地は年をとってからでは関節たちが悲鳴を上げそう。
となると、真骨頂の「ジョン・クーパー・ワークス」から入って、ライフスタイルに合わせて色々なMINIを乗り継ぎ、“最も自分らしいMINI”を見つけ出す。そんな楽しみ方が「MINI」というブランドの真の姿なのかもしれないとも思った次第です。
(今 総一郎)