いまさら聞けない!?最近よく耳にする「OEM」とは?

自動車以外でも家電などで「OEM提供」という言葉を聞いたり、見かけるようになった昨今。OEMという言葉は知っているけど、実際はどういうことなのかさっぱり・・・という方も多いのでは?そこで、今回は「OEM」についてご説明いたします。

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OEMとは、Original Equipment Manufacturer(オリジナルエクイップメントマニュファクチュアラー)の略で、競合先ブランドによって商品を製造することとなっています。

OEMのはじまりは、1950年代にIBM社で作られた造語というのが一般的で、1960年代後半からDEC社の制御用ミニコンピューターの販売対象の中で業界の定義として米国でOEMという言葉が広まり、次第に日本でも浸透したようです。OEMは、通常、販売力はあるが生産能力(工場の規模が小さい・マンパワー不足)がない会社、その逆で、生産能力はあるが販売力が弱い会社の間で、お互いの弱点を補って行われる取引です。商社とメーカーの間、メーカー同士などで交わされるケースが一般的。

パソコン業界は0EMが顕著で、デル、HP、IBMはもとより国内ではNEC、富士通などのほとんどの企業は何らかのOEM調達を行っています。その製造元は台湾の企業が多いようです。

もちろん、クルマ業界もこのOEM提供が盛んです。特に軽自動車の分野で積極的に活用されています。具体的には、スバルは軽自動車の知識・生産ラインが十分という訳ではありません。そこで、スズキやダイハツのように軽自動車に特化したメーカーにOEM供給をお願いしているのです。スバルのクルマでは、『ステラ』が、ダイハツ『MOVE』のOEM提供を受けています

スズキやダイハツなどは、販売先が増えることで販売台数が増えて儲かります。一方、スバルなどは、新たに多額の費用を投じて開発することなく、手軽に軽自動車をラインナップでき、販売力を充実させることができます。まさに、マーケティング用語でいうwin‐winの関係というやつです。

パソコン・自動車に限らず、家電製品やガス器具など、多種多様な商品でOEM提供は行われています。売る側も、買う側もメリットがあるシステムなのです。 

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【クリッカーでのOEM関連記事】
https://clicccar.com/2012/02/28/116667/
https://clicccar.com/2013/01/06/209063/

(久保友宏)


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