ニュルは車の理想郷…でも、技術者の地獄(ヘル)「MFI Vol.63 特集ニュルブルクリンク」

グランツーリスモシリーズのおかげで、すっかり認知度が上がった“The Ring”ことニュルブルクリンクですが、現地までノコノコ出掛けて行った私を含めて、まだまだ知らない事が多過ぎます。

御存知、ノルドシュライフェの1コーナーです。

何故、世界中のハイパフォーマンスカーメーカがこのサーキットに集まるのか。何故セナはNS-Xに試乗した際にここでのテストを薦めたのか。ゲームで体験しただけでは伝わり切れないこのサーキットの正体を「モーターファン・イラストレイテッド」の最新号が紹介しています。


サブタイトルの「偉大なる評価路と自動車開発」がタダの礼賛・ゴマ擦り特集で無い事を物語りますね。イントロのタイトルは“世界唯一の「速度無制限山坂道」 それがニュルブルクリンク 北コース”。こちらではニュルのロケーションや完成までの経緯、等が紹介されトヨタや日産、スバル(STI)や横浜ゴムが何故ここでクルマやタイヤを鍛えるのかが、紹介されています。ひそかなプライドを木端微塵にされたエンジニアも多いのでしょうね~。また、グランツーリスモのプロデューサー山内一典氏がGT5にニュルを収めた際のエピソードも掲載されています。ベッテルやハミルトンはGT5をシミュレーター代わりにしていると書かれており、ビックリ!

モーターファンイラストレイテッドVol.63 特集ニュルブルクリンク」号は1680円で全国の書店、ホビーショップ、三栄書房のWebサイトで絶賛発売中です。実車派もホビー・ゲーム派も、この本でドイツ南西部・アイフェル高原にある「車のアルカディア(理想郷)」に誘われて下さい。

2002年 GT-Rはスカイラインの頃からニュルで鍛えられます。

ニュルブルクリンクの公式サイトはコチラ(独語・英語・仏語)
日本語での公式サイト(24hレース)はコチラ

(川崎BASE)