疲れにくい!がウリのタイヤ「ブリヂストンPlayz PX」登場

ブリヂストンからタイヤに求めることとして「人の運転負荷の軽減に着目」し、「疲れにくいという安全性能」を持った新商品「Playz PX」が発売されました。

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人は運転中様々なストレスを受けています。例えば、コーナリングやレーンチェンジだけでなく、実は直進中も細かなハンドルの修正を行っているのです。それがストレスとなって疲れが蓄積するわけです。

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新しいPlayz PXは、曲がっている時や真っ直ぐ走っている時の路面と接するゴムの状況、車両を支えるタイヤサイドの材質、特性などを考慮し設計。具体的には、タイヤのIN側とOUT側のサイド部を変えることで、運転時のハンドルのふらつきを抑制するブリヂストン独自の技術「非対称形状」によって、路面との接地を安定させ、運転中の細かなハンドル操作(操舵角の修正)を少なくすることができます。これでドライバーが運転中に無意識に溜めてしまうストレスを軽減し、 “疲れにくい”を実現することで、安全運転に貢献する、というわけです。

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以前から、この左右非対称にしてハンドルの修正を減らす、というのはPlayzにも搭載されていたわけですが、今回は脳波信号解析の第一人者という慶応義塾大学理工学部准教授の満倉靖恵先生監修の下、確認されたといいます。

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今回、セダン・クーペ用、ミニバン用、軽・コンパクト用とそれぞれの使われ方の特徴を考えて「疲れにくい」タイヤとなっているそうです。例えばミニバン用は多人数でもふらつきにくいように、軽自動車は細かな動きや据え切りが多いので編磨耗に強いといった具合です。

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ブランドカラーも癒しのイメージで疲れにくさを表現するヒーリングパープル。CMキャラクターの綾瀬はるかさんもこの後、ヒーリングパープルのブラウスで登壇しました。

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普通に支えて気付かないうちに疲れにくいタイヤ、普通のユーザーには最適なタイヤと言えるかもしれませんね。

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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