新型マツダ・デミオのクリーンディーゼル、実は2種類ある!?

燃費性能、30.0km/L──ハイブリッドと軽自動車を除くと、国内最良となる省燃費性能を燃料単価の安い軽油(ディーゼル)で実現したマツダ・デミオが話題です。

Bセグメントの常識を破らんとするダイナミックな造形のボディに加え、そうしたエコ性能も新型デミオでは注目を集める大きな理由となっているようです。初期の予約でも7割ほどの比率を占めるというデミオのクリーンディーゼル車、発売は2014年10月23日となっていますが、先行して公道試乗することができました。

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試乗したのは、新開発1.5リッター4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載する最上級グレード「XD Touring L Package」、カタログ燃費30.0km/Lの6速MT車、同26.6km/Lの6速AT車(メーカーオプションのi-ELOOP装着車)を比べながら乗ることができたのです。

試乗ステージは芦ノ湖スカイラインなど、箱根近辺のワインディングロード。アップダウンも激しく、燃費性能というよりは、パフォーマンス面をメインに感じる試乗となりました。

 

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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