日産のハイブリッドSUVコンセプトがデザイン賞に選ばれる【デトロイトショー2013】

デトロイトショー2013に日産が出展した1モーター2クラッチのハイブリッドAWDパワートレインを持つ、グローバスSUVコンセプトカー『Resonance(レゾナンス)』が、アイズ・オン・デザイン・アワード・フォー・ベストコンセプト・ビークルに選ばれたということです。

ムラーノやジュークなど個性的なSUVで知られる日産の最先端が、このコンセプトカー「レゾナンス」。サンディエゴの日産デザインアメリカの手によるものということです。

エクステリアのテーマは「エネルギッシュとプレミアム」、そしてインテリアは「宇宙旅行時代のファーストクラス」ということ。

また日産が次世代の環境ユニットとして力を入れている1モーター2クラッチとCVT、リチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッドパワートレインによるAWDというのも、このコンセプトカーでの注目ポイント。

デザイン、メカニズムともクロスオーバーの未来を明るく照らす、コンセプトカーは日産がグローバスにSUVを拡大する意気込みの表れといえそうです。そうした強い意識も、アイズ・オン・デザイン・アワード・フォー・ベストコンセプト・ビークルとして評価される原動力になったのかもしれません。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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