VW次世代マルチバンT7、市販型の車名は「Multivan Bulli」に?

■デビューは6月10日、2016年の「Budde-e コンセプト」からインスピレーション

VWが現在開発中の次世代マルチバン、T7の最新プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。

VW T7_012
VW 新型マルチバン T7 開発車両

最新プロトタイプでは、ヘッドライトをカモフラージュしていますが、その間にはLEDストリップライトが装備されることが濃厚で、2016年の「BUDD-e コンセプト」からインスピレーションを得たフロントデザインが予想されます。

市販型では、VWグループの「MQB」プラットフォームを採用、「T6.1」より長いフロントオーバーハング、長いホイールベースにより最大7人の乗客のためのスペースを提供します。オプションのパノラミックサンルーフをマルチバンで初めて採用、ヘッドルームは先代モデルより改善されるといいます。

VW T7_013
VW 新型マルチバン T7 開発車両

キャビン内では3列シート、さまざまな方法で使用可能なテーブルを特徴としており、10インチのディスプレイを備える最新のインフォテイメントシステム、シフト・バイワイヤーギアセレクタ、360度カメラなどが搭載されます。

パワートレインは、ガソリン、ディーゼルのほか電動モデルも設定。ハイブリッドバージョンの詳細は明かされていませんが、VW「ゴルフGTE」と同等の最大トルク400Nmを発揮するとみられています。

VW次世代マルチバンのワールドプレミアは6月10日、車名は「Multivan Bulli」が有力との情報です。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる