レクサスの新型EV「LF-Z Electrified」は、2022年8月までに発売か?

■トヨタ「bZ4X」と共有する「e-TNGA」プラットフォームを採用

レクサスは3月30日、次世代エレクトリック・クロスオーバーSUV「LF-Z Electrified」をワールドプレミアしましたが、市販型モデルが今後14ヵ月以内、つまり2022年8月までに発売されることが明らかになりました。

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レクサス LF-Z Electrified コンセプト

米テキサスのプレスイベントでは、トヨタ「bZ4X」と共有する「e-TNGA」プラットフォームを特徴とし、コンセプトモデルと類似点はあるものの、独自デザインも取り入れるとアナウンス。また「すべてのEV競合他社を検討しており、LF-Z Electrifiedが既存の特定モデルをターゲットにすることはないと述べています。

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レクサス LF-Z Electrified コンセプト

コンセプトモデルでは、シャープなLEDヘッドライトとテールライトを装備、エレクトリックモデルならではの調整されたスピンドルグリルのイテレーションも特徴です。

キャビン内にはデジタルケージクラスタ、高解像度のデュアルスクリーン、ヨークスタイルのステアリングホイールなどを装備しており、市販型がどこまで反映されるのか注目されます。

注目の電動化技術では、車両の電気モーターで車輪を自在に制御する同ブランドの四輪駆動制御技術「DIRECT 4」を採用。パワートレインからステアリング、サスペンション、ブレーキなどすべてを統合的にコントロールし、前輪、後輪、および全輪駆動でも動作が可能となっています。

レクサスは2025年までに20車種の新型モデルを発売すると発表しており、今後4年間で怒涛の新型ラッシュが見られそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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