待ってろよ911GT3! BMW M4最強モデルは「CSL」で決まり!?

■ノーマルよりもはるかに大きなフロントスプリッターを装備、最高出力は510ps

ポルシェは2月、「911」に設定される高性能モデル「911 GT3」新型を発表しましたが、その最大のライバルとなるBMW4シリーズ最強モデル開発車両をカメラが捉えました。

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BMW M4 CS 市販型プロトタイプ

ニュル高速テストに現れたプロトタイプは、前回同様にノーマルよりもはるかに大きなフロントスプリッターを装備、複雑なスポークパターンを持つブロンズ仕上げの大径ホイール、目立つリアスポイラーを装着しています。

また大型リアディフューザー、デュアルエキゾーストパイプがインストールされていますが、大きな違いはボディサイドパネルが露出している点です。

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BMW M4 CS 市販型プロトタイプ

市販型の車名は確定していませんが「M4 CSL」が有力候補の1つとなっているようです。CSLは、「Coupe Sport Lightweight」の略で、同ブランド2ドアスポーツの頂点に君臨するモデルです。

CSLシリーズとしてはこれまで、1973年に伝説的な「3.0CSL」、2003年にE46型「M3 CSL」を発売。後者はブラックとシルバーの2色のみで提供され、カーボンファイバー製ルーフ、ボディパネルを持ち、リアウィンドウの薄いガラスを特徴としていました。M4 CSLが実現すれば約19年ぶりの復活となります。

ライバルとなる「911 GT3」では、自然吸気4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、最高出力は510psを発揮しますが、M4 CSLでは3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は同じく510ps前後と予想されています。

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BMW M4 CS 市販型プロトタイプ

911 GT3では、従来型と比べてトレッドが広がり大型タイヤを装着するなどしているにもかかわらず、車重はPDK仕様で1435kgと軽量化されています。一方BMW は、1800kgというM4の車重がどこまで軽量化されるか注目されます。

M4 CSLのワールドプレミアは2022年初頭とみらています。生産は同年7月から開始され、限定1000台未満で販売となると予想されており、市販型では「CSL」のほか「CS」も候補にあるようです。

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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