三菱自動車が「キッザニア甲子園」内のパビリオンとレンタカーをリニューアル

■新たにドライビングシミュレーターと新型「レンタカー」を用意

子どもが様々な「おしごと」を体験できるキッザニア。2019年の東京モーターショーにもキッザニアのコーナーが用意されたのも記憶に新しいところです。

三菱自動車工業とKCJ GROUPは、こども向け職業・社会体験施設「キッザニア甲子園(兵庫県西宮市)」の「運転免許試験場」パビリオンを2021年4月9日にリニューアルしました。また、「レンタカー」パビリオン内のレンタカーも順次リニューアル予定としています。

三菱自動車 キッザニア
三菱自動車が「キッザニア甲子園」内のパビリオンとレンタカーをリニューアルオープン

三菱自動車ではクルマの運転や自動車業界への子ども達の関心を高めること、さらにクルマの社会的役割を知ってもらうことを目的に、2006年10月に「キッザニア東京」、2009年3月に「キッザニア甲子園」にパビリオンを出展。

クルマの本来の魅力や楽しさ、走る喜びを感じてもらうだけでなく、社会生活の中で必要な協調性や積極性、コミュニケーション能力など生きる力を身につけることも期待しての出展になります。

リニューアルされた「運転免許試験場」では、新たにドライビングシミュレーターが導入されています。安全な運転方法や交通ルールを身につける教習を、楽しみながら受けることが可能。

三菱自動車 キッザニア
レンタカーを借りて専用サーキットで運転できる

「レンタカー」では、新たにコンセプトカーの「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER(ミツビシ・エンゲルベルク・ツアラー)」、マイナーチェンジを受けたエクリプス クロス、オフロード走行も可能なミニバンのデリカD:5も用意。

この「レンタカー」は「運転免許試験場」で運転免許証を取得すると、レンタカーを借りて専用サーキットにおいて運転することができます。また、パビリオンの「運転免許試験場」では、先述のようにドライビングシミュレーターを使って、交通標識や交通安全、運転中のマナーなどの教習を受けることが可能。

ドライビングシミュレーターには、A・B・Cの3段階があり、Aコースを修了すると運転免許証が発行されます。さらに、車線変更や緊急車両の対応など運転技術を磨くBコースと、高速道路やトンネルを走る練習をするCコースがあり、運転技術を高めることができます。

塚田勝弘

【関連リンク】

キッザニアオフィシャルサイト
https://www.kidzania.jp/

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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