【高速サービスエリア ドッグラン 近畿】舞鶴若狭道・西紀SA(下り)は施設のサイズはコンパクトだけど、緑あふれる空間でリフレッシュできる

■人工芝とコンクリートを使用した入口におもてなしの精神を感じる

2匹のミニチュアダックスフンドと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のサービスエリア(SA)に併設しているドッグランを紹介します! 今回は舞鶴若狭自動車道・西紀(にしき)SA(下り)です。

西紀サービスエリア下り02
西紀サービスエリアの店舗。

舞鶴若狭自動車道は、中国自動車道の吉川JCTから北陸自動車道との分岐点である敦賀JCTを結ぶ高速道路です。西紀(にしき)SA(下り)は、兵庫県丹波篠山市に位置し、舞鶴若狭自動車道にある唯一のサービスエリアとなっています。

西紀サービスエリア下り04
敷地は広くはないが、緑が多く自然にあふれている。

ドッグランは、2007年12月にオープンしました。店舗内にあるレストランでは、西紀SAで不動の人気No.1を誇る「海鮮入りあんかけ揚げ麺」をはじめ、丹波の自然の恵みで育った猪を使用したボタン鍋が頂けます。

西紀サービスエリア下り03
ドッグランは店舗左側の入口方向にある。
西紀サービスエリア下り05
利用時間は8時〜18時なので、利用する時は注意が必要。

また、たい焼き、あんぱん、シュークリーム、ロールケーキ、プリン、ソフトクリームなど、特産である丹波黒豆を使用した、他のサービスエリアでは味わえないスイーツが満載!

お目当てのドッグランは、建物の左側、サービスエリア入口を入ったところに位置しています。したがって利用する人は入口に近い位置に停車させたほうが便利です。

西紀サービスエリア下り06
ダストBOXやトイレも施設内に設置されている。
西紀サービスエリア下り07
地面がコンクリート製なので脚を洗いやすい。

ドッグランは全犬共通のみ。広さは210㎡とコンパクトながら、緑が豊富なので充分にリフレッシュできそうな雰囲気です。ただし利用時間は朝8時~夕方18時まで。明るい時間に利用しましょう!

排泄物ボックスだけでなく、おしっこポールもフィールド内にあります。おしっこポールは、砂利ではなく土が敷かれていて雑草が少し生えている天然仕様。

西紀サービスエリア下り08
施設の入口が人工芝となっているのは汚れを落とせると言う配慮によるもの。
西紀サービスエリア下り09
ドッグランの傍には屋根の付いたテーブルとイスもあるので、ペットと一緒にご飯を食べることも可能。

ワンちゃんの水飲み場は、普通の蛇口1つのみですが、コンクリート製で充分な広さがあるため、汚れた手足もきれいに洗うことが可能。

大きめのボールも自由に利用でき、お水を貯めて飲むだけでなく、フィールド内でおしっこをしてしまった時に、持ち運んで洗い流すこともできます。

フィールドは、基本的には天然芝と土となっていますが、入口付近だけ、コンクリートと人工芝になっている珍しい造り。

遊んだ後に足を洗ったり、砂を払ったりすることができるため、クルマに乗る時のことをしっかり考えて設計されているのかもしれません。

(文:高市 智子/写真:萩原 文博

※この記事は2023年5月1日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる