まるでF1仕様!? 超イケてるメルセデスのレッカー車「スプリンター ペトロナス」世界初公開

■メルセデス・ベンツ「スプリンター」をベース、エアサスペンションも搭載

ポーランドを拠点とするコーチビルダー「Kegger」は、メルセデス・ベンツ「スプリンター」をベースとするレッカー車「ペトロナス エディション」を世界初公開しました。

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メルセデス スプリンター ペトロナス

これは公式のメルセデスAMGモデルではなく、「スプリンター」誕生25周年を記念して、欧州限定25台が販売されるスペシャルモデルです。

パワートレインは、最高出力190hp・最大トルク440Nmを発揮する3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルエンジンを搭載、7速オートマチックと組み合わされます。駆動方式は後輪駆動で、レッカー車ながら、なんとエアサスペンションも搭載されているといいます。

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メルセデス スプリンター ペトロナス

F1にインスパイアされたというエクステリアは、より大きなエアインテークを備えたまったく新しいフロントバンパーや、改良されたリップスポイラーを装備、ブラックアウトされたラジエターグリルと対象的に、水色のストライプが付いた18インチ合金ブラックホイールにより、視覚的強化が行われているようです。

キャビン内に入ると、ダッシュボード、シート、ドアパネルには、グリーンステッチが施されたアルカンターラレザーが豊富に使用されており、レッカー車とは思えぬ豪華仕上げです。

またアップグレードされたオーディオシステム、追加の遮音により、最適な仕事空間を提供してくれるのは間違いなさそうです。

後部にはフラットベッドがあり、2つの格納式ランプからアクセス可能で、ベッドに統合されたいくつかの大きなツールとカーゴボックスも用意されています。

市販価格は125,000ユーロ(約1,627万円)となっており、購入にはそれなりのお金と広大なパーキングが必須となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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