専用ボディカラーや漆黒のアクセントカラーが際立つ「ジープ・ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード」が登場

■販売絶好調の「ジープ」を牽引するラングラーの300台限定車

コロナ禍でも「ジープ」が売れています。2020年は前年比1.7%増の1万3588台を記録。その原動力となったのは、ラングラー/ラングラー・アンリミテッドで、モノコックSUVが隆盛を極める中、ラダーフレームを備えた本格ヨンクが支持されています。

中でも販売を牽引するのは、4ドアモデルのアンリミテッドでしょう。

ジープ ラングラー・アンリミテッド
300台限定車の「ジープ・ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード」

そのラングラー・アンリミテッドに、2021年3月16日、限定車の「Wrangler Unlimited Sport Altitude(ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード)」が設定されました。同年3月27日から300台限定で販売されます。

限定車の「ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード」は、そのタフなオフローダーをベースに内外装に特別な仕上げが施されています。ベース車の「アンリミテッド・スポーツ」にはないボディカラーや装備を採用するなど、標準モデルとはひと味違った演出が見どころ。

ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード
ブラックのアクセントカラーが配される「ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード」の外観

エクステリアは「ジープ」のアイコンである「セブンスロットグリル」をはじめ、ヘッドライトベゼル、フォグランプベゼルに艶感のあるグロスブラックが施され、より精悍な佇まいになっています。また、足元のホイールもグロスブラック仕上げの専用タイプになります。

ほかにも、マットブラック仕上げのJeepバッジや「Trail Rated」バッジが配されるなど、ディテールへのこだわりも見逃せません。ボディカラーは、80周年限定車のカラー投票で2位に選ばれた「スナッズベリー・パールコート(限定100台)」と、通常は「ルビコン」のみに設定されている「スティンググレー・クリアコート(限定100台)」、人気の「ブライトホワイト・クリアコート(限定100台)」の3色を設定。なお、インテリアはいずれもファブリックシートを備えたブラック内装になります。

ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード
インテリアにもブラックの加飾パネルなどが配される

そのインテリアもグロスブラック仕上げのインパネが用意され、エクステリアとの統一感のあるコーディネイトが施されています。さらに、Mopar製ハードトップヘッドライナーの採用によりクオリティアップが図られています。このヘッドライナーは夏には断熱効果を発揮し、冬には保温効果が得られるそうで、より快適なキャビンになっています。

なお、ベースの「アンリミテッド・スポーツ」は、2020年12月に一部改良を受け、LEDヘッドライトやLEDフォグランプ(フロント)が追加されたほか、車線変更時の安全をサポートする「ブラインドスポットモニター」、後退時に側方からの車両の接近を検知する「リヤクロスパスディテクション」、車庫入れ時の安心、安全性を高める「ParkSenseフロントパークアシスト(リヤ用は以前より標準装備)」など、運転支援機能が強化されているのもトピックス。

搭載されるエンジンは、3.6LのV型6気筒(最高出力284ps)で、8速ATとの組み合わせになります。

ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード
Mopar製ハードトップヘッドライナーを採用し、快適な車内空間を実現

人気のジープ・ラングラー・アンリミテッドをより個性的に仕立てた「スポーツ・アルティテュード」。価格は544万円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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