日産キャシュカイにフレンチ版登場! ルノー「カジャー」がフルモデルチェンジへ

■「CFM-C」プラットフォームを共有、マイルドハイブリッドとPHEVを設定

日産はクロスオーバーSUV・新型「キャシュカイ」を発表したばかりですが、そのフランスバージョンといえるルノー「カジャー」次世代型プロトタイプを、カメラがはじめて捉えました。

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ルノー カジャー 次期型プロトタイプ

カジャーは、欧州CセグメントのクロスオーバーSUVで、ルノー「キャプチャー」と「コレオス」の間を埋めるモデルです。日産キャシュカイとは「CMF-C」プラットフォームを共有、兄弟モデルとなっています。日本市場では2018年に導入されましたが、翌2019年には日本販売が終了しています。

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ルノー カジャー 次期型プロトタイプ

北ヨーロッパ山中で捉えたプロトタイプは、厳重なカモフラージュの中、キャシュカイ新型より上部に設置されたスリムなヘッドライト、ワイドなグリルが見てとれます。さらに下には高い位置に取り付けられたフォグランプ、垂直スラットを備える広いエアインテーク、フロントバンパーの外縁には新しいエアカーテンが配置されています。

リヤエンドでは、スタイリッシュなLEDテールライトと、湾曲したリフレクター、リアスポイラー、未完成のテールゲートなどが確認できます。

次期型でも「CFM-C」プラットフォームを採用、マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドの両方のパワートレインに対応します。詳細は不明ですが、キャシュカイでは、最高出力140ps、および158psを発揮する12Vマイルドハイブリットと組み合わされる1.3リットル直噴ターボや、最高出力190psを発揮する1.5リットルガソリンエンジンを搭載の「e-POWER」システムなどがラインアップされ、カジャーでも同様の仕様が期待できるでしょう。

カジャー次期型のデビューは最速で2021年後半、遅くとも2022年初頭と予想、日本再導入の行方にも注目です。

(APOLLO)hh

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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