電気自動車のレクサスUX300eに採用されたOEタイヤの「MICHELIN Primacy 3」

■3つの最新技術で高い操縦安定性、快適な乗り心地などを実現

日本ミシュランタイヤは、このほど、アクティブコンフォートタイヤという位置づけの「MICHELIN Primacy 3(ミシュラン・プライマシー3)」が、新型レクサスUX300eのOE(新車装着)タイヤとして採用されたと明らかにしました。サイズは前輪・後輪ともに225/50R18です。

「ミシュラン・プライマシー3」は高速安定性を高い次元で実現しつつ、静かで上質な走りを求めるユーザーニーズに応えるため「アクティブコンフォート」というコンセプトで開発されています。

ミシュラン プライマシー3
アクティブコンフォートタイヤの「MICHELIN Primacy 3」

接地面形状とサイプのデザイン、ビード部の構造を最適化する「スリー・スタビリー・テクノロジー技術(スタビリーコンタクトテクノロジー、スタビリーブロックテクノロジー、スタビリーミックステクノロジーの3つの技術の総称)」を採用。

「スタビリーコンタクト テクノロジー」は、アクティブコンフォートの特徴でもあるダイナミックな動きを足元からしっかり支えるためワイドな接地面形状になっていて、安定感ある走りを実現。

「スタビリーブロックテクノロジー」は、ブロックエッジをカットするチャンファーデザインが採用されています。スポーツタイヤに使われている技術を採用することで、とくに制動時の接地面を最適化。また、「インターロッキングサイプ」により、ブロック側面にインターロッキングバンドを装備。ブロックの倒れ込みが抑制され、ドライ路面でもウェット路面でも安定した接地面を確保するそうです。

最後の「スタビリーミックステクノロジー」は、分子間の摩擦抵抗が少ないフルシリカコンパウンドにより転がり抵抗を犠牲にすることなく、ウェット性能の向上が図られる技術。これにより高速走行時の突き上げなどを素早く吸収し、疲れにくくて静かで快適な乗り心地を可能にするとしています。

レクサス UX300e
レクサスUX300eの走行イメージ

パターンノイズを抑制するため、接地面形状とサイプのデザインが全体的に見直されています。ビード部の設計も見直して最適化することで、高速走行時の突き上げなどを素早く吸収。疲れにくく、より安定した乗り心地を提供するとしています。

レクサスUX300eは、電動化技術によるさらなる走りの楽しさを提供し続けることを目指す思想「Lexus Electrified」のもとで開発され、上質な走りと静粛性、電動化技術における高い信頼性と快適機能を提供することでユーザーの新たなライフスタイルの扉を開くEV仕様のコンパクトSUVです。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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