BMW初の電動ハードコア「i4M」最新プロトをキャッチ! そのスペックとは!?

■本格的「M」モデルではなく、「M350i」や「M550i」と同レベルのパフォーマンスか?

BMW MのCEOマーカス・フラッシュ氏は、2020年9月に「i4M」が2021年にデビューすることを正式に発表していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW i4M 開発車両

キャッチしたテスト車両は、2020年10月にキャッチしたプロトタイプと非常に似ていますが、ナンバープレートが異なっていることから、現在BMWには複数台のi4Mトライアルカーが存在していることがわかります。

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BMW i4M 開発車両

最新プロトタイプは、Mツインストークサイドミラーを装着、フロントフェンダー後部にエアアウトレットスリット、リアでは幅広いトラックを隠す広いリアフェンダーが見てとれます。さらにリアリップスポイラー、青いブレーキキャリパーを装備する高性能ブレーキシステムなどからも、Mモデルと断定できます。

ただし最新情報によると、i4Mは本格的「M」モデルではなく、「M350i」や「M550i」と同様にベースモデルとMモデルの間に位置するモデルとなる可能性があるといいます。

ベースとなるi4のEVパワートレインは、最高出力530psを発揮、現在ラインアップされている4.4リットルV型8気筒ガソリンターボユニットと同じレベルを提供します。また0-100km/h加速4.0秒、最高速度200km/h以上のパフォーマンスを発揮します。一方、i4Mでは最高出力600ps以上も予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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