史上最も美しいSクラス! 7代目の新型メルセデス・ベンツSクラスの外観をチェック!!

■気になる価格は1293万円〜2040万円

2021年1月28日、メルセデス・ベンツ日本は、7代目となる新型Sクラスを発表し、同日から発売しました。走りから快適性、安全性まで全方位圧倒的な進化を遂げている新型Sクラスの見どころはまさに満載です。

メルセデス・ベンツSクラス
新型Sクラスを発表したメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長

なお、価格は、3.0L直列6気筒ディーゼルターボ「S 400d 4MATIC」1293万円、同ディーゼルエンジン搭載「S 400 d 4MATIC ロング」1678万円。
3.0L直列6気筒ガソリンターボ「S 500 4MATIC(ISG搭載モデル)」1375万円、同ガソリンエンジン「S 500 4MATIC ロング(ISG搭載モデル)」が1724万円。
導入記念モデルで3.0L直列6気筒ガソリンターボ「S 500 4MATIC ロングファーストエディション(ISG搭載モデル)」1938万円、「S 500 4MATIC ロングファーストエディション<AMGライン> (ISG搭載モデル)」2040万円です。

まず注目は、世界初になる2つの装備でしょう。後席左右のリヤエアバッグをロングボディにオプション装備するほか、Eクラスではナビ画面に重ねて表示されていたAR(拡張現実)ナビがフロントウィンドウに投影可能なAR(拡張現実)ナビゲーションをオプション設定(全車にオプション)されたのも世界初になります。

メルセデス・ベンツSクラス
「S 500 4MATIC」のエクステリア

●シンプルな外観はSensual Purity/センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)

ここでは、エクステリアデザインについてお届けします。

新型Sクラスは、「最新のラグジュアリーを再定義したフラッグシップモデル」と表現されています。ラグジュアリーサルーンで極めて大切なエクステリアデザインは、「Sensual Purity/センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」というデザインの基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減。曲線を描く彫刻的な面により、特殊な陰影を生み出しているそう。シンプルかつクリーンでありながら、存在感を放つそのエクステリアは、今後のメルセデス・ベンツを牽引するデザインが与えられています。

さらに、フロントエンドのヘッドライトは、Sクラスならではの3点が光る「デイタイムドライビングライト」を備え、先代より上下方向に薄く、全体に少し小さくなっています。

メルセデス・ベンツSクラス
「S 500 4MATIC」のリヤビュー

また、メルセデス・ベンツ伝統の「スリーポインテッドスター」が輝くボンネットマスコットが採用されたのもトピックス。緩やかな多角形のラジエターグリルとフロントバンパー下部には、クローム仕上げが施され、フロントマスクは、クールでありながらラグジュアリーなムードを漂わせています。

先述したように、ラインやエッジを大幅に削減し、美しい面の張りや陰影でラグジュアリーが表現されている一方で、サイドウィンドウ下端に近いショルダー部にフロントからリヤまでを貫くキャラクターライン「キャットウォークライン」が1本通っています。

メルセデス・ベンツSクラス
「S 500 4MATIC」のフロントマスク

これにより、車高を低く、スマートに見せる効果をもたらすそう。

また、メルセデスのモデルで初めて、格納型ドアハンドルが採用されていて、キーを携行して近づくだけで、ボディ面から自動でせり出します。なお、万が一の事故の際などは、自動でせり出すことで、強い力で外部から引っ張り、ドアを開けることができる安全性も担保されているといいます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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