カッコよすぎるAERO OVER K-TRIDER II! 軽トラックはK-FACTORYの原点回帰【東京オートサロン2021】

■AERO OVER K-TRIDER II【AERO OVER】

24年前にケイファクトリー初のエアロとして製作されたK-TRIDER。それをAERO OVERブランドを擁するK-FACTORYが2020年に、原点回帰を考え復活させたのがK-TRIDER IIとなります。

AERO OVER K-TRIDER Ⅱ
AERO OVER K-TRIDER II

K-TRIDER IIはハイクオリティ、そしてホイールに至るまでオリジナルパーツで武装した軽トラックを目指しています。

AERO OVER K-TRIDER Ⅱ
AERO OVER K-TRIDER II

まずはダイハツ ハイゼットのルーフキングキャブ仕様であるジャンボをベースにしたバージョン。バンパー下部に被せるタイプのフロントスポイラー、ドライブシャフト丸見えのサイドを隠すサイドパネルなどから構成されるボディキットは、このままディーラーで売っているのではないかと錯覚するほどピッタリと収まります。

AERO OVER K-TRIDER Ⅱ
AERO OVER K-TRIDER IIのルーフスポイラー
AERO OVER K-TRIDER Ⅱ
AERO OVER K-TRIDER II

キャビン後方には、これまた全く違和感のない造形のルーフスポイラーも装着され、ジャンボのキャビンがより一層立派に見えてきます。標準キャビンのハイゼットにもルーフスポイラーは取り付け可能となります。

AERO OVER K-TRIDER Ⅱ
AERO OVER K-TRIDER IIのリアビュー

リアもサイドパネルからの流れでリアパネルがデザインされており、そこからのぞく左右振り分けのマフラーもAERO OVERのオリジナルとなります。

AERO OVER K-TRIDER Ⅱのリアビュー
AERO OVER K-TRIDER IIのリアビュー

マフラーについては右側はダミーとなりますが、メインパイプは可変バルブ付きで市街地では静かに、高速道路などでは排気効率を上げながらかなりいい音で走行ができるとのことです。

AERO OVER K-TRIDER Ⅱ
AERO OVER K-TRIDER IIのリアスポイラーはカーボン!

また、荷台のあおりにはスポイラーも装着可能で、なんとこれがカーボン製! カッコよすぎる!

■小型貨物登録でオリジナルホイールとオーバーフェンダー装着も可能!

ここまで紹介したボディキットはタイヤがはみ出さない限りは軽自動車登録で乗ることができます。

AERO OVER K-TRIDER Ⅱのオーバーフェンダー
AERO OVER K-TRIDER IIのオーバーフェンダー

しかし出展されたデモカーはリアに8J-16インチというカッコいいホイールを収めるために、オーバーフェンダーを装着しています。

KFWホイール
KFWホイールはオリジナル制作

小型貨物登録をすれば、このオーバーフェンダー仕様も乗ることができます。

そして魅力的なのはオーバーフェンダー前提でオリジナル制作されたホイール。KFWのホイールは精悍で攻撃的な印象となり、RHマキシライトのホイールは可愛い中にも迫力や重厚感が漂います。

RHマキシライト
RHマキシライトホイールはオリジナル製作

またブレーキからのぞくブレーキキャリパーにはキャリパーカバーも用意され、なんだかレーシーな雰囲気も漂います。

フィッティングまで含めたトータルのクオリティの高さとホイールまでオリジナル製作をしたトータルのバランス感がかなりカッコいいK-TRIDER II。

AERO OVERオリジナルキャリパーカバー
AERO OVERオリジナルキャリパーカバー
AERO OVER K-TRIDER Ⅱ
AERO OVER K-TRIDER II

今、カスタムカーのジャンルでもブームになっていると言える軽トラドレスアップを牽引していくような内容となっているのではないでしょうか?

(写真・文:松永 和浩)

【車両データ】

出展者:AERO OVER

出展車両名:AERO OVER K-TRIDER II/型式:S500P/マフラー:可変バルブ付きレーシングマフラー&ダミーマフラーカッター/エアロキット:AEROOVER K-TRIDERボディキット/ドレスアップ内容&使用パーツ:K-TRIDERボディキット、レッドテール、サイドデカール、電動格納式ドアミラー他/シート:clazzioシートカバー/ステアリング、メーター:純正/カーナビ:パナソニック/フロアマット:KARO/サスキット:AEROOVER 車高調キット/ブレーキ:AEROOVERキャリパーカバー/ホイール:RHマキシライト/ホイールサイズ:7J-16+25(F)、8J-16+15(R)/タイヤ:NANGKANG NS-20/タイヤサイズ:165/45-16(F)、195/40-16(リア)

出展車両名:AEROOVER K-TRIDER II/型式:S500P/マフラー:可変バルブ付きレーシングマフラー&ダミーマフラーカッター/エアロキット:AEROOVER K-TRIDERボディキット/ドレスアップ内容&使用パーツ:K-TRIDERボディキット、レッドテール、サイドデカール、電動格納式ドアミラー他/シート:clazzioシートカバー/ステアリング、メーター:純正/カーナビ:パナソニック/フロアマット:KARO/サスキット:AEROOVER 車高調キット/ブレーキ:AEROOVERキャリパーカバー/ホイール:KFW/ホイールサイズ:7J-16+25(F)、8J-16+15(R)/タイヤ:NANGKANG NS-20/タイヤサイズ:165/45-16(F)、195/40-16(リア)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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