硬派なジープラングラーをタイガーオートが超タフギアに変身【東京オートサロン2021】

■Jeep WRANGLER RUBICON【株式会社タイガーオート】

ジープブランドの車種の中で、日本市場で最も販売台数が多いのがラングラーです。埼玉県にあるタイガーオートは、ラングラーをはじめとしたジープのカスタマイズを得意とするショップです。

Jeep WRANGLER RUBICON_02
ラングラー・ルビコンのリアデザイン。

今回の東京オートサロンに出展した「Jeep WRANGLER RUBICON」は、ジープラングラーの中でもオフロード性能に特化した「RUBICON(ルビコン)」をベースに、より険しいラフロードでも走破できるようにカスタマイズされたスーパータフギアモデルです。

カスタマイズのポイントを挙げると、まずはFRP製のフェンダーはラインXで塗装しています。ラインXとは米軍で唯一採用されている塗装で、オフロードを走行していて、木や岩などにぶつかってもこのラインXで塗装しておくと、割れにくくなるのが特徴です。

Jeep WRANGLER RUBICON_04
FRP製のフェンダーはラインXで塗装されている。
Jeep WRANGLER RUBICON_06
サスペンションにはアメリカで人気ナンバーワンブランドのキングのショックを装着。

さらにエルフォード製のFRP製ボンネットも同様に、ラインXを施行しています。この結果、重量も純正部品の半分くらいなので、かなり軽量化が実現しています。

足まわりには、装着率ナンバー1ブランドのキングを採用。吸収力の高いショックアブソーバーとバンプストップを装着することにより、縮みきった際に反発する力を発生します。さらにロングアームサスペンションも装着しています。

Jeep WRANGLER RUBICON_03
装着されたタイヤは40インチ!。
Jeep WRANGLER RUBICON_05
足回りにはロングアームサスペンションを装着する。

タイヤは40インチ、直径1mもあります。

ホイールはKMCのリアルビードロック。これはタイヤの空気圧が100kPa以下に落としてもビードが落ちません。さらに岩場でタイヤが岩を包み込むように走行できるので、グリップ力が上がる特性があります。

スクエアなボディにリフトアップというラングラーが最も映えるカスタマイズ。オフロードはもちろん、これで街中を走行してもオシャレに感じます。

(文・写真:萩原 文博)

●Jeep WRANGLER RUBICON【タイガーオート】
ベース車両:Jeep・ラングラーJL

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる