韓国なのに唐辛子でなくハバネロ?キアの辛口SUV「ハバニロ」市販型をキャッチ。コンセプトの真っ赤な内装は採用されるか?

■真っ赤な内装などから、激辛スパイス「ハバネロ」をイメージ

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キア ハバニロ 市販型 プロトタイプ

韓国キアが開発を進める新型コンパクト・クロスオーバーSUV、「ハバニロ」市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

HabaNiro(ハバニロ)コンセプト
HabaNiro(ハバニロ)コンセプト
HabaNiro(ハバニロ)コンセプトの真っ赤なシートと未来的インパネ
HabaNiro(ハバニロ)コンセプトの真っ赤なシートと未来的インパネ

この新型モデルは、2019年のニューヨークモーターショーで初公開された「HabaNiro(ハバニロ)」コンセプトの市販型となります。

真っ赤な内装などから、激辛スパイス「ハバネロ」をイメージして付けられた車名に、フロント、リアが跳ね上がるバタフライドアを採用するなど、強烈なインパクトを与えたコンセプトモデルがいよいよ市販化されることになりそうです。

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キア ハバニロ 市販型 プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、前後、サイドを厳重にカモフラージュしていますが、コンセプトモデル同様に5ドアSUVであることがわかります。また、コンパクトながら充実したホイールベース、短いオーバーハング、リアエンドにはブーメラン型LEDテールライトの一部も確認できます。

ハバニロ市販型は、ブランドの特徴的な「タイガーノーズ」グリルを廃止した最初のキアモデルとなり、代わりにシャークノーズと言われるフロントエンドが採用されるのも興味深い点です。

バタフライドアが特徴のHabaNiro(ハバニロ)コンセプト
バタフライドアが特徴のHabaNiro(ハバニロ)コンセプト

注目は、市販型でバタフライドアが採用されるかですが、ドアノブの配置からも採用は見送られた可能性が高いようです。

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キア ハバニロ 市販型 プロトタイプ

いくつかのスパイショットを拡大すると内部の様子が少し見えますが、ダッシュボード全体に厳重なカバーが見え、タッチスクリーンが浮いている形跡はみえませんが、ボタンが数が減り、ディスプレイが大型化されると予想されます。

ハバニロのワールドプレミアは2021年内と予想され、パワートレインの詳細は不明ながら、フルエレクトリックをはじめ、プラグインハイブリッド、ハイブリッドの3つのバリエーションがラインアップされると予想されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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