【高速サービスエリア ドッグラン 近畿】名神道・黒丸PA(上り)は広々とした施設で自由に走り回れる

■ワンちゃんと一緒に食事ができるテラス席があるのは魅力

2匹のワンコと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介します! 今回は名神高速道路、黒丸(くろまる)PA(上り)です。

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地元名産の近江牛を使った食事がリーズナブルで食べられる。

黒丸PA(上り)は、滋賀県東近江市に位置する名神高速道路にあるパーキングエリアで、ドッグランは名古屋方面の上り線のみ設置されています。

小規模のパーキングエリアですが、フードやショップが充実しているのが特徴です。フードコートでは「近江牛もつ煮込み定食」や「近江牛メンチカツ定食」など、地元滋賀県の近江牛を手軽に食べられるメニューや、九州から取り寄せた特製スープと麺で作られた本格的なとんこつチャンポン「黒丸ちゃんぽん」が人気です。

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ドッグランはショップの向かって右側にあるので、出口寄りに停めると便利。

また、黒丸PAと菩提寺PAの2つのパーキングエリアのみ購入できる「りんごのパイ」は、地元の菓子工房で焼いた特製スイーツとして、わざわざ購入しに来る人が多いようです。24時間営業のコンビニエンスストアもあり、深夜や早朝に休憩したい時も便利なスポットになります。

お目当てのドッグランは、建物から右側へ進んだ遊歩道の先にあります。途中にベンチや運動器具などが置かれた広場があり、ドッグランはその奥へ。利用時間は朝8時〜夕方18時までで、夜間は閉場してしまうため注意しましょう。

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ドッグランの施設内に水道施設が設置されている。
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おしっこ用のポールもドッグランの中に設置。

ドッグラン内に、簡易的な水道設備と排泄物(うんち)ボックスが設置してあります。水道の水が流れる部分に砂利が敷かれてあり、水滴が跳ね返らないように配慮されています。

おしっこポールもドッグランエリア内にあります。おしっこの栄養分が浸透しているからか(!?)、中心部に雑草が生え繁っています。

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ドッグランは約400m2もあり広々とした空間が広がる。
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一部砂利の部分はあるが、緑の部分には芝生やクローバーが引き詰められている。

全犬種用のみのドッグランは、約400m2と広々としています。地面は、芝生と砂利に分かれていて、一部クローバーも生い茂っています。ただしベンチは一つのみで、駐車場側にあるため、日陰はできないようです。

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施設は広いが、人間用のベンチは一つだけ。
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水道の施設はドッグランの外にも設置されている。

水道設備は、ドッグラン内だけでなくドッグランの外にも。ワンちゃんの飲み水を補給したり、手を洗ったりするのにとても便利です。

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ドッグランの外にもベンチが用意され、さらに屋根付きのテラス席もあるので、ワンちゃんと一緒に食事が楽しめる。

黒丸パーキングエリアは、フードコートやショップのある建物の前や、コンビニエンスストアの前に屋根付きのテラス席があり、ワンちゃんと一緒に休憩したり軽食を食べたりすることができるのも、愛犬家にとっては嬉しいポイントです。

さらに、一部の席にはリードフック付きのポールもあり、ドッグフレンドリーなパーキングエリアと言えます。混んで賑やかな大型サービスエリアが苦手なワンちゃんは、ぜひここ黒丸パーキングエリアで、ゆっくり休憩するのもおススメです。

(文:高市 智子/写真:萩原 文博)

※この記事は2023年4月30日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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