【高速サービスエリア ドッグラン 北海道】道央道・有珠山SA(下り)は絶景を見ながらワンちゃんもリラックスできる高原にあるドッグラン

●北海道らしい大自然に囲まれた緑豊かなサービスエリア内の施設

2匹のワンちゃんと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介します!

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サイロ風の建物では地元の名産品が食べられる。

有珠山(うすざん)SA(下り)は、北海道伊達市に位置する道央自動車道にあるサービスエリアで、上下線ともにドッグランがあります。「北の湘南」と言われる伊達市の高台・標高130 mの丘陵地帯にあり、西を望めば活火山の有珠山をはじめ、昭和新山や遠く駒ヶ岳が一望できる絶景スポットとしても人気があります。

サービスエリアにあるサイロ風の建物は、まるで大草原の牧場に来たような気分になり、北海道にいることを実感します。

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ワンちゃん用のヘルシーなおやつも販売。

フードコートでは、地元・伊達市が誇るブランド豚「黄金豚(こがねとん)」を使った「黄金豚しょうが焼き定食や、海の幸イクラ、カニ、サケフレークが乗った丼ぶりにかき揚げ天そばが付いた「海鮮のっけ丼かき揚げ天そば」など、ボリューム満点の北海道の味覚も楽しめます。

もちろんワンちゃん用のおやつも販売。お麩をアレンジした大きめのボーロのようなお菓子は、ヘルシーでドライブ中に食べるおやつとして重宝しそうです。

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ドッグランへ通じる部分も芝生の絨毯が広がる。
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金属製のフェンスにドッグランの文字でアピール。

駐車場に面したドッグランは、広々とした緑地の奥にあり「ドッグラン」という文字が装飾された看板もあるため、すぐに辿り着けます。

フィールドは、約450㎡の広さで、2つのエリアに分かれています。近年リニューアルされており、フェンスや各設備も新しくてキレイ!電灯もあるため、暗くなっても安心して遊ぶことができます。

ただし冬季は、降雪状況によりドッグランが利用できないこともあるため、事前に確認することをおすすめします。

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レンガ造りの水回りの施設がオシャレ。
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ゴミ箱の近くにはスコップとビニール袋が設置されていて便利。

2つのエリア共有の出入り口を入るとすぐに、シャワー付きの水道施設と水入れトレーがあります。レンガ造りで自然豊かなフィールドとマッチしています。シャワーと通常の蛇口の2タイプが付いているため、用途に応じて使い分けできます。

水道設備のそばに、ペット用ゴミ箱と排泄物(ウンチ)を入れるビニール袋、スコップがフェンスに掛けられています。ビニール袋は、車からうっかり持参するのを忘れがちな飼い主さんも多いはずなので、あり難いサービスですね。

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ワンちゃんだけでなく、人間も一緒に走り回れるほど広い。

まずは、駐車場側のエリアへ。こちらは、だだっ広い長方形で、木やアジリティなどはありません。ひたすら走るのが好きなワンちゃん向けでしょう。夕方は隣のエリアの木の木陰ができていました。

ここのドッグランは、ワンちゃんの大きさで区分けされておらず、どちらのエリアも自由に遊べます。地面は濃い天然芝生で、気持ちよく遊べて暑い日も温度が上がらず安心。

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木が植えられており、日陰のスペースもある。
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ベンチは一つだけ設置されている。

もうひとつのエリアは、少し広めで木が3本植えられています。低い電灯もあり、夜に明るく照らされたフィールドは、小さいワンちゃんも走りやすそうです。

ベンチは1つあります。新しくキレイで背もたれもあるので、飼い主さんも快適に休憩できます。

ドッグランの手前も広い緑地になっているので、ドッグランが苦手なワンちゃんもリードをつないで充分にお散歩ができます。

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撮影スポットにはリードフックを設置。
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有珠山と昭和新山が一望できるスポットがある。

サービスエリア内にも、リードフックがあるので、ワンちゃんをつないで飼い主さんは絶景を眺めるのに集中できそうです。

有珠山(うすざん)SA(下り)では、大パノラマを背景に、天然芝生が青々としたドッグランでリフレッシュできます。お散歩もできる緑地と、休憩用のベンチも所々にあるため、愛犬家に優しいスポット。

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リードを付けていれば、ドッグランの外でも散歩が可能。

ワンちゃんと一緒に北海道を訪れた際は、上下線ともドッグラン がある有珠山(うすざん)サービスエリアにぜひ立ち寄って、広い大地と青い空のもとで、ゆっくり自然を堪能することをおすすめします。

(文:高市智子/写真:萩原文博)

※この記事は2023年4月30日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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