キリッとした顔つきに大変身! ホンダ・オデッセイがマイナーチェンジ

■2020年1月~6月は、前年同期比61.9%と苦戦が続くオデッセイ

ホンダ・オデッセイ
2020年秋にマイナーチェンジを受けるホンダ・オデッセイの先行ホームページが開設された

2020年9月1日、ホンダはマイナーチェンジモデルのオデッセイをホームページで先行公開しました。

5代目を数える現行オデッセイは2013年11月発売ですので間もなく7年が経ちますが、今回はフェイスリフトを伴うマイナーチェンジになります。

2016年には「SPORTS HYBRID i-MMD」(今後はe:HEVを名乗る)搭載のハイブリッド仕様を追加。ホンダが得意とする超低床プラットフォームがもたらす広いキャビンや風格のあるスタイリングが支持を集めています。また、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」による優れた燃費性能と上質で力強い走行性能なども人気の理由となっています。

ホンダ・オデッセイ
ジェスチャーコントロール・パワースライドドアが初めて採用される

エクステリアデザインの変更に加えて、ジェスチャーコントロール・パワースライドドアが初めて採用されています。こちらはパワースライドドアにあるセンサーが光っている時にジェスチャー操作を行うと車両に触れずにパワースライドドアの開閉が可能で、日本国内で初装備とのこと。

さらにこのスライドドアには予約ロックがホンダ車で初搭載されています。これはあらかじめ施錠操作しておけば、パワースライドドアなどを閉めた後に自動施錠するというもので、スライドドアの全閉を待たずにすみます。

ホンダ・オデッセイ
マイナーチェンジ後のオデッセイのインパネ

自販連の登録車販売ランキング(2020年1月〜6月)では、前年同期比61.9%の4,880台とコロナ禍もあって苦戦が続いています。熟成ぶりやハイブリッドを中心とした完成度の高さは間違いがないだけに、マイナーチェンジでどこまでテコ入れができるか要注目。

なお、先行ホームページでは、新型オデッセイに関する情報が順次公開されるそうなので、気になる方は見逃せません。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

オデッセイ先行ホームページ
https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/new/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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