ジャガー XFスポーツブレーク改良型、電化された3.0直6積んでニュルブルクリンクへ!

■室内には3番目のディスプレイや12.3インチのデジタルインストルメントクラスタを追加

ジャガーの欧州Eセグメントセダン「XF」の派生モデルとなる「XFスポーツブレーク」改良型プロトタイプをカメラが捉えました。

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ジャガー XF 改良型プロトタイプ

スポーツブレークは2012年に初めて設定されたワゴンで、サスペンションの強化やハンドリング性能の向上など、ワゴンの粋を超えたモデルです。

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ジャガー XF 改良型プロトタイプ

ニュル高速テストへ向かうプロトタイプは、これまでとほぼ同じカモフラージュでディテールを明かしていません。それでも修正されたフロントバンパー、薄いヘッドライト、目立つグリル、スリムなテールライトの一部を確認することができます。

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ジャガー XF 改良型プロトタイプ

キャビン内では、最新のインフォテインメントシステムとHVACシステムの制御に使用される3番目のディスプレイに加え、12.3インチのデジタルインストルメントクラスタが追加されます。また新設計のステアリングホイール、新しいトリムカラーとオプションも期待できるでしょう。

パワートレインは、最高出力200ps、250ps、300psを発揮する2.0リットル直列4気筒「インジニウム」ガソリンターボエンジンがラインアップされるほか、欧州の厳しい規制をクリアするディーゼルエンジン、最高出力400ps、最大トルク550Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒を搭載するマイルドハイブリッドが設定される可能性があります。

なお、3.0リットルV型6気筒エンジンは廃止される可能性がありそうです。

XFスポーツブレーク改良型は、今秋までにデビューが期待されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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