【高速サービスエリア ドッグラン 東北】東北道・長者原SA(上り)の施設は本州で最も北に位置するワンちゃんのパラダイス

●敷地内にペットと泊まれる宿泊施設がある北東北の拠点サービスエリア

2匹のワンちゃんと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介します!

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レストランとフードコートの入った施設に隣接して宿泊施設もある。

今回は東北自動車道・長者原(ちょうじゃはら)SA(上り)です。長者原SA(上り)は、宮城県大崎市に位置する東北自動車道にあるサービスエリアで、本州で最も北にあるサービスエリアに併設されたドッグランです。

宮城県内の高速道路でドッグランがあるのは長者原SAのみで、下り&上り共に設置されているため、愛犬家にはぜひ立ち寄って欲しいスポットと言えます。

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ショップの入口付近にはワンちゃん用のおやつも販売している。
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ドッグランはショップから最も離れた位置にあるので、クルマの停車位置に注意したい。

長者原SA(上り)は、東北でも屈指の米どころ・伊達政宗公ゆかりの宮城県大崎市に位置する東北自動車道にあるサービスエリアで、下り線同様にスマートICも併設されていますので、サービスエリアのすぐ近くにある、ラムサール条約に登録されている「化女沼(けじょぬま)」へのアクセスも抜群です。夏はハスの花、冬は白鳥が飛来するなど、四季を通じて美しい景色が楽しめます。

長者原SAは、宮城県内の地元の食材を生かしたメニューが豊富な大型サービスエリアとしても人気。ここ上り線では、長者原名物「たん塩丼」がいただけます。建物の中央出入口の一角には、ワンちゃんのおやつも販売。ここ上り線では、紙袋のパッケージになった犬用クッキーが入手できます。

ちなみに、下り線では牛タンを使ったジャーキーが入手できるなど、上下線で違うおやつが販売されているため、スマートI Cを利用して上下線のショップとドッグランを巡ってみるのもオススメです。

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わんわん広場と名付けられた施設。周りは緑が広がるエリアだ。
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水道施設が入口付近にあるが、シンプルなもの。

ドッグランは、スマートICの入口の横に設置され、建物の対面側の少し離れた所にあります。「わんわん広場」という名称で、小型犬用とフリーエリアに分かれているドッグランは、広々とした緑地内にあります。

ドッグラン出入り口の手前に、水道施設があります。簡易的なタイプでシャワーなどはありません。小型犬用とフリーエリア共有のゲートを入ると、簡易的な排泄物(うんち)ボックスがあります。普通のゴミ箱を流用しているようです。

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排泄物入れもシンプルなゴミ箱を流用している。
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ドッグランと水飲み場が離れているのがMAPで確認できる。

水飲み場はドッグランエリアには設置しておらず、遊具がある広場「ゆうゆう広場」を過ぎた建物寄りのエリアにあるため、給水や手洗いには少し不便かもしれません。

小型犬専用エリアは、共通で入り口の右側にあります。広々としたフィールドで、地面は芝生ではなく小ぶりの草と砂地が半々に入り混じっている状態。雨の後などは、泥があり足が汚れてしまうかもしれません。また、ベンチはフェンス沿いに2箇所あります。

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ドッグランは2都農エリアに分けられている。
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小型犬専用エリアは中央に1本の木が立っている。

フリーエリアは、小型犬から大型犬まで全犬種が入場できます。こちらも、広々としてワンちゃんは思いっきり走れそうなフィールド。ただし木陰はほとんどないため、昼間や夏の暑い日は注意が必要です。

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ベンチは2脚用意されていた。
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こちらは全犬種が利用できるエリア。

長者原SA(上り)はエリア内が広々とした緑地帯で、遊具や木々が豊富な「ゆうゆう広場」もあり、まさに公園感覚で小さなお子さんからワンコ連れまで楽しめるサービスエリアです。

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フラットな地面が広がる施設だが、木陰がないため、暑さ対策が必要だ。
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ドッグランに隣接して子供用の遊具があるので、ワンちゃんも人間もリフレッシュできる。

すぐそばに、自然の湖を利用して造られたダム「化女沼」もあり、隣接する「化女沼ピクニックエリア公園」というキャンプ場付きの広い公園も、ワンちゃんの散歩にうってつけのスポットといえます。

サービスエリア内に「E-NEXCO LODGE 長者原SA店」というワンちゃんも泊まれる宿泊施設もあるので、一泊してゆっくりレジャーを楽しんでみてはいかがですか♪

(文:高市智子/写真:萩原文博)

※この記事は2023年4月29日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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