カイエンクーペの最強モデル「GTS(仮称)」の開発車両をキャッチ。820馬力ユニットを搭載か?

■コードネーム「ライオン」の4.0リットルV8+電気モーターのPHEVユニットを搭載!?

ポルシェが極秘で開発を進めているとみられる、最強クロスオーバー・クーペSUV「カイエン クーペGTS」(仮称)の開発車両を捉えました。

ポルシェ カイエンクーペGTS_007
ポルシェ カイエンクーペGTS 開発車両

クローズアップで捉えたリアエンドには、バンパーのセンターに「911GTS」を彷彿させる新開発のデュアルエキゾーストシステムがインサートされています。その両端には古い排気フィニッシャーもありますが、プラスチックで埋められており、それがフェイクだとわかります。

ポルシェ カイエンクーペGTS_005
ポルシェ カイエンクーペGTS 開発車両

フロントエンドには6つの大きな吸気口を装備し、「カイエン ターボS E-ハイブリッド クーペ」と同じデザインが見てとれますが、最終的市販モデルではアグレッシブなエアロパーツが装備される可能性もあるでしょう。

カメラマンによるとエンジンがかかると重低音を轟かせ、ゆっくりと発進。雪道をパワフルに加速していったようです。

現在ポルシェは、4ドアサルーン「パナメーラ」に設定される最強モデル「ライオン」(コードネーム)を開発していると噂されています。

パワートレインは「パナメーラ ターボS-Eハイブリッド」から流用される4.0リットルV型8気筒+電気モーターのプラグインハイブリッドで、最高出力は流用元の670psを凌駕する820psを発揮すると予想されており、このカイエンクーペGTSにも搭載が噂されています。

ポルシェ カイエンクーペGTS_002
ポルシェ カイエンクーペGTS 開発車両

市販型に与えられる車名は断定できていませんが「カイエンクーペGTS」または「カイエンクーペGT」が有力のようです。コロナウィルスの影響でワールドプレミアは流動的ですが、最速で2020年内にもオンラインデビューが期待されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる