日産が欧州市場から撤退!? 今後は日本・北米・中国を強化で海外モデルが日本でも発売?

■5月28日にも新たなロードマップを発表。「コア市場とコア製品」に投資へ

日産は、5月28日にも新たなロードマップを発表し、今後は日本、北米、そして中国の3カ国の市場を強化していくという衝撃のニュースが入ってきました。

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日産 ジューク

情報によると、カルロス・ゴーンが追放された後、日産は多くの問題を修正しようとしており、三菱およびルノーとの協力を拡大。3メーカーの競争を減らして行き、ルノーは欧州、三菱は日本と中国以外のアジア市場に焦点を当てるといいます。

そして日産は日本、北米、中国市場を強化するほか、メキシコ、ロシア、南アフリカ、ブラジル、インドでの販売を継続していくことが予想されています。

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日産 ジューク

ただし、ロイターによる最新情報によれば、完全に欧州市場から撤退するのではなく、欧州での規模を大きく縮小するようです。

この計画を直接知るある人物は、ロイターに今後は多くの工場を閉鎖しコストやグローバル生産を700万台から550万台へ削減、新製品やテクノロジーに投資することも目指し、「コア市場とコア製品」に投資していきたいと語っているといいます。

欧州市場が大幅に縮小されることにより期待したいのは、日本市場の強化に伴う新型「ジューク」の日本発売でしょう。また北米で販売されている新型「ティーダラティオ」となるコンパクトセダン「ヴァーサ」の発売や「フェアレディZ ロードスター」の復活など、ラインアップの拡大も期待できるかもしれません。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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