四輪&原付オーナーの味方・ファミリーバイク特約の「ロードサービスなし」が欠点に感じない理由

■JAFに加入しているドライバーなら原付の保険に入るよりファミリーバイク特約&JAFロードサービスが最強

新型コロナウイルス(COVID-19)への対応はまだまだ続きます。2020年5月4日には政府・専門家会議から「新しい生活様式」の提案がありました。それ以前から他人との接触を避けようとそれぞれの方が意識していることでしょう。

そうした流れの中で、バイク通勤・通学を始めようと考えている人も多いのではないでしょうか。

いらすとやスクーター
密を避けた通勤・通学には原付スクーターが有効と考えている人も増えているという

通勤バイクといえば、50ccの原付、125cc以下の原付二種が定番。そして、こうした原付バイクであっても任意保険に入っておく必要があります。

そんなとき、自動車ユーザーであれば自動車用の任意保険に「ファミリーバイク特約」といって1~2万円の追加で、対人・対物・搭乗者の適応を原付バイクにも広げるサービスを利用するほうが、原付バイク用に新規に任意保険に入るよりオトクでおすすめです。

バイクの事故
新しい生活様式のためにバイク通勤を初めても事故を起こしてしなったのではナンセンス。安全第一の移動を心掛けよう

ただしネットなどで調べると、ファミリーバイク特約ではロードサービスが利用できないのが欠点という指摘を見かけます。たしかに自動車保険に付随してくるロードサービスでは二輪は対象外になっていることもありますが、JAFに加入しているドライバーであれば無問題です。

なぜなら、JAFの会員が利用できるロードサービスは大型二輪から原付スクーターまで対応しているからです。つまり、JAF会員に限っていえばファミリーバイク特約ではロードサービスが利用できないというネガは解消されるのです。

もう一つ、ファミリーバイク特約では二輪の車両保険に入れないという違いも欠点として指摘されますが、大型バイクならまだしも通勤用原付スクーターで車両保険に入ろうという人は少数派ではないでしょうか。ファミリーバイク特約ではバイクの事故や盗難をカバーする車両保険に入れないとしても、大きな欠点にはならないといえます。

さらに、ファミリーバイク特約のメリットは台数制限がないという点。何台所有していても自動車保険に特約をつけるだけでカバーできるのですから利用しない手はありません。さらにファミリーバイク特約の対象は家族も含めるうえに年齢制限もないのです。

悲しい話ですが、しばらくは「withコロナ」で生活していくことになりそうです。そして他人との接触を避ける、新しい生活様式が求められる中でバイクでの移動を考えているというのであれば、まずはファミリーバイク特約から始めて損はないといえます。

もちろん、ファミリーバイク特約の対象は原付だけですので、126cc以上の二輪車に乗るのであれば、それぞれに合わせた任意保険に入ることは当然といえますので、お間違えなく!

事故を起こしそうなバイク
万が一のアクシデントで原付バイクが走行不能になってもJAFのロードサービスは利用可能

(自動車コラムニスト・山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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