APOLLO 
■フロントからルーフ、リアウィンドウまで視界が広がるガラスを採用で開放感
ポルシェが、スーパーカールックながら大人4人がゆったり座れる、新たな市場に参入したらという予想CGを、デザイナーのilya Zakharov氏が提供してくれました。
ご存知にように、ポルシェには、「カイエン」「マカン」など5人が乗れるクロスオーバーSUV、4人がゆったり乗れる「パナメーラ」などが存在しているほか、911も4人乗りですがタイトな2＋2シートです。
しかし、スーパーカールックであり、走る喜びを感じ、かつ大人4人がドライブをゆったり楽しめる車というは、ポルシェを始め世界でも存在しないのではないでしょうか。
3月にはスーパーカーメーカーのケーニグセグが4人乗り「ジェメラ」を発表していますが、はやり後部はタイトという印象は否めません。もしポルシェが開発をすれば、世界初の市場と言えそうです。
「エクスクルーシブGT」と名付けられた予想CGは、ポルシェ最新世代の4ポイントLEDヘッドライト、スクエアなLEDデイタイムランニングライトを備えるコーナーエアインテーク、ボンネットにはエアスクープを装備しています。フロントからルーフ、リアウィンドウまで視界が広がるガラスを採用していますが、サイドウィンドウはプライバシーガラスの代わりをするように透けていません。もしかすると、ボタンでクリアガラスになるような仕掛けがあるのかも知れません。
ドアは2枚のため乗降は不便ですが、スーパーカー的エクステリアには必須の仕様です。後部では、大きく盛り上がるフェンダーがリアに向け絞られているほか、LEDストリップバーを装備し、スピード感を感じられるエクステリアに仕上げられています。
ニッチなモデルではありますが、ポルシェが新たな市場に挑戦するのか、楽しみな車と言えそうです。
（APOLLO）
