さらば、アルファ ロメオ「4C」「4C Spider」。2020年で生産を終了

■カタログモデルの受注受付は2020年4月30日まで、年内に限定車も登場予定

アルファ ロメオのピュアスポーツモデルである4C/4C Spiderが2020年内に生産を終了します。ミッドに1750ccの直噴ターボエンジンを搭載し、デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、後輪を駆動する2シータースポーツは、重ステ(パワーステアリング・レス)でありながらも、走り出してしまえばダイレクト感あふれる走りを堪能できます。

アルファロメオ 4C スパイダー
アルファ ロメオ4Cのエクステリア

最高出力240PSで、0-100km/hの発進加速は4.5秒でクリア。低い位置に座らせることもあり、加速フィールはスペック以上の迫力があります。

アルファ ロメオ 4Cスパイダー
アルファ ロメオ4Cスパイダーのリヤビュー

アルファ ロメオのレーシングスピリットを体現してきた4C/4C Spiderの2020年内での生産終了に伴い、日本での最終受注受付が開始されました。ボディサイズは全長3990mm×全幅1870mm×全高1185mmで、ボディのパッセンジャーセルにはカーボンファイバーが使われています。

アルファ ロメオ 4Cスパイダー
4Cスパイダーのインパネ

2014年の商品発売以来、高い運動性能を誇り、優美で官能的なスタイリングでファンを魅了し、アルフィスタ垂涎の的である4C/4C Spiderは4月30日までの受注になります。

アルファ ロメオ
アルファ ロメオ 4Cのエクステリア

なお、同スポーツカーの生産終了に伴い、歴史を締めくくるにふさわしい限定車として「4C Final Edition(左/右ハンドルモデルを設定)」、「4C Spider Final Edition(左/右ハンドルモデルを設定)」(いずれも仮称)が2020年末頃に発売される予定となっています。

限定50台の予定で、詳細は後日、アルファ ロメオ公式サイトで発表されます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる