ロータス・エスプリ、ついに復活! 心臓部はトヨタV6ハイブリッド

■EV「エヴァイア」にインスパイアされたフロントマスクを採用

ロータスが開発を進めていると見られる、新型ライトウェイトスポーツのプロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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ロータス エスプリ 後継モデル プロトタイプ

この新型モデルは、名車「エスプリ」の後継モデルと伝えられており、その車名の復活も予想されています。

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ロータス エスプリ 後継モデル プロトタイプ

エスプリは、1976年に初代「エスプリS1」が発売、イタルデザイン「マセラティ・ブーメラン」から意匠を継ぐエッジの効いたボディシルエットがインパクトを与え人気を博しました。1978年には大幅改良を受けた「S2」が登場、1980年には「ターボエスプリ」、1981年にはターボエスプリのシャシーにノンターボの912型エンジンを搭載した「S3」が発売されました。その後は、1993年に「S4」、1996年に「V8」と進化を続けるも、「ファイナル・ラン・エディション」を最後に2004年に生産終了となっています。

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ロータス エスプリ 後継モデル プロトタイプ

ロータスは、2010年のパリモーターショーにて、エスプリの後継モデルに関して示唆しましたが、ついにそのプロトタイプの撮影に成功しました。

捉えたテスト車両は「エヴォラ」のテストミュールですが、大幅にボディが拡大され、アルミニウムプラットフォームのテスト初期段階とみられます。ロータスは現在新しいプラットフォームを開発しており、このエスプリ後継モデルがアルミニウムアーキテクチャを使用する最後のロータスになると予想されています。

テストミュールのため、新デザインのヒントはありませんが、EVハイパーカー「エヴァイア」にインスパイアされたデザインで、2シーターのミッドシップレイアウトが予想されています。パワートレインは、トヨタ製3.5リットルV型6気筒+電気モーターのハイブリッドで、最高出力は「エヴォラ410」の400psを超える500ps以上が予想されています。

ワールドプレミアは、最速で2020年内、遅れれば2021年となりそうです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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