さよならフェラーリ! マセラティ・レヴァンテ「トロフェオ」改良型は自社製V8を搭載

■3.8リットルV8から4.0リットルV8 AWD搭載へ

マセラティ初のクロスオーバーSUV「レヴァンテ」のハードコアモデル、「レヴァンテ トロフェオ」の改良型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。

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マセラティ レヴァンテ 改良新型 プロトタイプ

レヴァンテは、2011年のフランクフルトモーターショーで初公開されたSUVコンセプト「Kubang」(クーバン)を起源としています。その後2016年3月のジュネモーターショーにて「レヴァンテ」として初公開されており、今回は初のフェイスリフトとなります。

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マセラティ レヴァンテ 改良新型 プロトタイプ

厳冬のスカンジナビアで捉えたプロトタイプはフルヌードです。しかし、まだエクステリアの更新は着手されていない様子で、今後フロント&リアバンパー、ヘッドライトとテールライト、及びグリルの再設計がなされると思われます。

改良新型のハイライトはその心臓部となりそうです。現在トロフェオは、フェラーリ製3.8リットルV型8気筒エンジンを搭載していますが、ついに自社製エンジンに切り替えられます。フェラーリは2019年に2021年以降マセラティへのエンジン供給を終了すると発表しており、レヴァンテは自社製パワートレインの第一弾となりそうです。

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マセラティ レヴァンテ 改良新型 プロトタイプ

代わって新たに搭載されるのが、よりパワフルな4.0リットルV型8気筒エンジンで、最高出力は590psを発揮します。プロトタイプのフロントガラスには「MY21 4.0 V8 AWD 590HP」のステッカーが貼られており、新エンジンの搭載を物語っています。

接近して撮影したキャビン内は、黒い布で覆われデザインが刷新される可能性高いです。おそらくアップグレードされたデジタルインストルメントクラスタやインフォテイメントシステムを搭載するはずです。

レヴァンテ/S/GTS/トロフェオの改良新型は最速でも2021年後半となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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