実は日産マーチと深い関係!? ダチア ロガン次期型、初のPHEVは140馬力

■初代は約59万円の低価格で話題も次期型は高級志向?

ルーマニアを拠点とするダチアのコンパクトカー「ロガン」の次期型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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ダチア ロガン 次期型プロトタイプ

ロガンはルノー傘下により2004年に初代が発表、5,000ユーロ(約59万円)の低価格車として注目を集めました。また当初4ドアセダンのみでしたが、その後はワゴン、バン、ハッチバックなどラインアップが広がっています。

2代目は2012年に登場、エクステリアは刷新されるも、メカニズムの多くがキャリーオーバーされており、いよいよ登場する3代目では大きな進化がみられそうです。

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ダチア ロガン 次期型プロトタイプ

次期型では、日産「マーチ」と共有する「CMF-B」プラットフォームを採用することによりボディが大型化し、初めてプラグインハイブリッドを使用できるようになります。

捉えたプロトタイプは、緩やかな傾斜のルーフライン、クラムシェルボンネットを持っているほか、曲線的なフロントエンド、アップグレードされたドアハンドル、サイドでは顕著なベルトラインもみられます。

キャビン内では,タブレット式のインフォテイメントシステムを搭載、コックピットが刷新される可能性が高いでしょう。

パワートレインは、最高出力65hpと75hpを発揮する1.0リットル直列3気筒NA、および最高出力100hpを発揮する1.0リットルターボエンジンをラインアップしますが、目玉は1.6リットル直列4気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドで、最高出力は140psとも噂されています。

ロガン新型のワールドプレミアは、9月のパリモーターショーが有力とされますが、これまでの低価格では販売されない可能性もあるようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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