新型ポルシェ・911GTS、クリアテールライトを装着した市販モデル姿を公開

■フロントバンパーにスプリッターを装備、911と差別化されたフロントマスク

ポルシェ「911」の派生モデル「911 GTS」の市販型プロトタイプが、完全フルヌードの状態で姿を見せました。

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ポルシェ 911 GT 新型プロトタイプ

911 GTSは、「911カレラS」の上位に位置するスポーツモデルです。フロントバンパーにスプリッターを装備、エアインテークが3分割されるなど、911と差別化が図られるフロントエンドが見てとれます。

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ポルシェ 911 GT 新型プロトタイプ

そのほか、センターロックホイール、イエローの「セラミックコンポジットブレーキキャリパー」、リアにはなぜかブラックのブレーキキャリパーが装着されています。またレッドではなく透明仕様のテールライトやハイマウントストップランプ、ナンバープレートがバンパーから上部へ移動されていることなどが確認できます。

パワートレインは、3.0リットル・水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。現行型GTSはカレラSを超えるパワーを持っていますが、当然新型でもハイパワーとなり、最高出力は少なくとも460ps、あるいは475ps以上を発揮すると予想されています。

ポルシェは3月のジュネーブモーターショーにて「911ターボ」を公開する可能性があり、新型GTSはその後、4月に開催されるニューヨークモーターショーでのワールドプレミアが期待できそうです。順調に行けば年内に販売スタートとなるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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