ヒュンダイのフルEVモデル「45コンセプト」、市販型プロトタイプをキャッチ

■「E-GMP」プラットフォーム採用のフルEV、2021年にもデビューへ

ヒュンダイは、2019年のフランクフルトモーターショーにてフルEVモデル「45コンセプト」を初公開しましたが、その市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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新型EV ヒュンダイ45 市販型プロトタイプ

45コンセプトは、1974年に発表されたヒュンダイ初であり、韓国初でもある自動車「ポニー」からインスパイアされたモデルです。車名の45は、初の国産車から2019年までの年数からとられています。

ポニーは巨匠ジウジアーロによってデザインされたモデルですが、同時に発表された「ポニー クーペ」は後の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で一躍名を馳せた「デロリアンDMC12」の起源とされたと伝えられています。

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新型EV ヒュンダイ45 市販型プロトタイプ

45の市販型では、「E-GMP」プラットフォーム(Electric Global Platoform)を採用するフルEVクロスオーバーSUVモデルとなります。

捉えたプロトタイプは、ボディ全体を厳重にカモフラージュし、詳細を明かしていません。しかし市販型では、45コンセプトほど鋭いエッジを多用していないほか、グリルもそれほど未来的でないと予想されています。

室内では、デジタルクラスタをはじめ、ワイドなインフォテイメントディスプレイなどの搭載も濃厚ですが、パワートレインに関する情報は入ってきていません。

45市販型のワールドプレミアは、2021年内と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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