NASAで開発!? ハイペリオン、謎のスーパーカーの正体とは?

■4月N.Y.モーターショーで公開へ。水素カーが濃厚

米・カリフォルニアを拠点とするハイペリオン社は、4月のニューヨークモーターショーにて謎の新型モデルをワールドプレミアすることを予告、そのティザーイメージを初公開しました。

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ハイペリオン 水素スーパーカー ティザーイメージ

暗闇に浮かぶその画像には、膨らんだフェンダーと天蓋のようなキャビンを備えたスタイリッシュなスーパーカーのように見えます。

Facebookの投稿には「水から生まれた水素は、燃料電池と通過する際に純粋なエネルギーを生み出す」と書かれており、同社が水素の生成、貯蔵、推進を専門としている点からも、水素カーの可能性が高いと予想されます。

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ハイペリオン 水素スーパーカー ティザーイメージ

それだけではありません。同社は「この次世代のハイペリオン製品はNASAで開発されており、地球上で最も高度な技術を提供している」アナウンスしています。

燃料電池スーパーカーといえば、2019年3月のジュネーブモーターショーにて、グンペルト・アイウェイズがスーパーカー「ナタリー」を初公開しています。前後アスクルにそれぞれ2個、合計4個のモーターを搭載し、0-100km/h加速2.5秒、最高速度300km/hというハイパフォーマンスを発揮します。ただし、こちらは水素ではなく、水とメタノールの混合液を使用しています。

ハイペリオンのスペックは不明ですが、ナタリーと同レベル以上も期待できそうです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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