ケンウッド製スピーカーの最上級モデル「XSシリーズ」2モデルが新登場

■「ビクタースタジオ」がチューニングした高品位なハイレゾ音源再生が可能

JVCケンウッドの「ケンウッド」ブランドより、市販向けカスタムフィット・スピーカーの新商品として「XSシリーズ」の2モデル「KFC-XS174S」「KFC-XS164S」が2020年2月中旬から発売します。

同機は、「アーティストが伝えたい音を車内空間に届ける」というコンセプトが掲げられ、日本最高峰クラスの設備、技術を誇る「ビクタースタジオ」との共同チューニングが実施され、音にこだわりのあるユーザーに向けて高品位で臨場感豊かな車内音場が提供されるスピーカーです。

ケンウッド XSシリーズ
ケンウッドの最上級スピーカー「 XSシリーズ」2モデルが登場

「XSシリーズ」のコンセプトである臨場感が追求され、「ビクタースタジオ」のトップエンジニアと音質調整を繰り返し開発されたそうです。その証として「Tuned by Victor Studio」が冠され、同社カースピーカーのフラッグシップモデルとして高品位なハイレゾ音源再生を実現。

同社初のツィーターの採用もトピックスです。通常のツィーターに加えて、スーパーツィーターが内蔵された同社製カースピーカーとしては初となる「2Wayツィーター」を採用。それぞれのツィーターが異なる帯域を再生することで、ワイドレンジで豊かなハイレゾ音源の再生が可能です。

加えて、新設計ツィーターに最適な、ハイパスフィルターに電気損失が限りなくゼロに近い「高音質フィルムコンデンサー」を搭載。艶やかで臨場感あふれる音質を実現します。

ケンウッド XSシリーズ
17cmセパレートカスタムフィット・スピーカー「KFC-XS174S」

さらに、音の厚みと艶をグレードアップさせる新設計のディフューザーが採用され、中央部の凹形状がボーカルの音像を鮮明にし、径方向に空けた空間と外周の壁が位相とレスポンスの乱れを排除することで、分離感のある音を忠実に再現できるとしています。

また、コイルの電磁誘導で発生する磁気変調歪みをアルミショートリングで打ち消すことで、よりクリアな音を実現。内部損失が大きい高剛性アルミ素材を使った新設計「アルミダイキャストウーファーフレーム」の採用により、不要な余韻を抑え、歪みの少ない自然な音の再生が可能だそう。

ケンウッド XSシリーズ
16cmセパレートカスタムフィット・スピーカー「KFC-XS164S」

ほかにも、軽量でありながら高強度、高靱性を兼ね備えた「高剛性グラスファイバー」が振動板に採用され、音の輪郭や繊細な空気感まで、高品位なハイレゾ音源を細部まで臨場感豊かに再現できるとしています。

価格(税抜)は、17cm 3wayセパレートカスタムフィット・スピーカー「KFC-XS174S」、16cm 3wayセパレートカスタムフィット・スピーカー「KFC-XS164S」の両モデル共に32,000円。なお、「XSシリーズ」用に開発されたハイレゾ再生が可能な「2Wayツィーター」も単品でも発売され、こちらは15,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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