ボルボが初出展! 夏に導入予定のハイパフォーマンスSUV、XC60 T8ポールスターエンジニアードを先行公開【東京オートサロン2020】

■前回即完売だったS60に続いてV60のポールスターエンジニアードも発売予定

2019年1-9月の世界販売台数が過去最高となったボルボ。日本市場でも対前年比9.8%増と順調に推移しています。

高い安全性で認知されているボルボが、新たなマーケット開拓として選んだのがカスタマイズカー分野です。その意気込みを表すかのように、カスタムカーの祭典「東京オートサロン2020」に初出展しました。

ボルボブース
ボルボブース全景

ボルボが出展した車両は、2019年11月に30台限定で発売したところ初日に完売したS60 T8ポールスターエンジニアードと、2020年夏頃に日本市場に導入予定のXC60 T8ポールスターエンジニアードの2台です。

ボルボ外観01
XC60 T8 Polestar Engineeredのフロントスタイル
ボルボ外観03
XC60 T8 Polestar Engineeredのリアスタイル

ポールスターはボルボのレーシングカーを開発していたブランドで、最近はボルボ傘下となりカスタマイズカーの開発から高級EVの開発まで手がけています。

2020年モデルが即日完売したS60 T8ポールスターエンジニアードは、よりダイナミックな外観を実現する純正アクセサリーの「エクステリア・スタイリング・キット」と専用の鍛造20インチアルミホイールを装着しています。

ボルボ外観06
S60 T8 Polestar Engineeredのフロントスタイル
ボルボ外観05
S60 T8 Polestar Engineeredのリアスタイル

2020年夏にS60、V60と同時に台数限定で導入されるXC60 T8ポールスターエンジニアードは21インチの大径アルミホイールの中に曙ブレーキ製の大容量ブレーキシステムを装着。外観のデザインは高いポテンシャルを主張しすぎない落ち着いた雰囲気に仕立てています。

ボルボ外観02
XC60 T8 Polestar Engineeredのホイール
ボルボ外観04
XC60 T8 Polestar Engineeredのエンブレム

今回ポールスターが手掛けたカスタマイズカーはすべてPHEV(プラグインハイブリッド)で、各メーカーからPHEVが続々と登場する中、スポーティPHEVという新しい提案をボルボは行っています。電動化は環境性能や燃費性能の向上がメインと考えがちですが、走行性能向上にも効果的であることを証明するためにハイパフォーマンスモデルを登場させているのでしょう。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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