4WD化で0-100km/h=2.3秒を実現。マクラーレン次世代エンジン&プラットフォームを2020年3月発表!

■0-100km/h加速は世界第2位となる2.3秒と予想

マクラーレンのCEOマイク・フレウィット氏は、「Car and Driver」誌のインタビューにて、次世代プラットフォーム、及び新開発の軽量V型6気筒エンジンを3月にも公開することを示唆しました。

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マクラーレン Elva

同社では、今後3年から4年でラインアップを完全にハイブリッド化することを目指しており、EV走行の航続は15マイルから20マイル(24km〜32km)、フラッグシップモデルは全輪駆動を採用し、0-100km/h加速は驚異の2.3秒というパフォーマンスを誇るといいます。この数値は世界最速リマック「C_Two」の1.85秒は別格としても、ダッジ「チャレンジャーSRTデーモン」の2.4秒を超え世界第二位となります。

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マクラーレン Elva

同氏は、次世代アーキテクチャを採用する最初の車を2020年の終わりまでに発表、2021年初頭に米国で発売する予定だと付け加えています。またハイブリッドを採用することによる加重はわずか65ポンド(30kg)とし、新開発の軽量V型6気筒を対象としているようです。上位モデルでは、ターボチャージャー付きV型8気筒+電気モーターのプラグインハイブリッドが引き続き採用されると思われます。

将来的観測では、2023年には「ソリッドステート・バッテリー」市場に参入する技術を持っているという反面、完全な市販化へ相当長い年月がかかるとみており、今後数年は新型ハイブリッドの改良などが中心となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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