【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイク屋に止められた6万円の原付」ケース3(34歳/motobeライター)

「バイクに乗り始めた理由」を書いてみるバトン企画の3回目。今回は、MotoBe内のライターでも年齢高めな橋本(34歳)の例をご紹介します。

はじめてバイクを買ったのは今から15年ほど前。当時大学生だった僕は、バイト先までママチャリで片道30分ほどかけて通っていました。

シフトは授業が終わってから夜中までなので、基本ヘトヘト……バイクがあれば。でも金もないし。

そんな時スズキが発売したスクーター「チョイノリ※」が目に留まります。

※チョイノリとは今から15年ほど前にスズキが出した激安スクーター。コストダウンのため芝刈り機のエンジンがベース!リアサスなし!超非力!

これだっ・・!!! バイト代を握りしめすぐさま近所のバイク屋へ。

発売されたばかりのチョイノリは新車で6万円くらいでした。他の原付に比べ圧倒的に安い!(というかそこが取り柄!)

バイク屋の親父には「ほかのにしたほうがいいと思うよ~」と言われたのを憶えています。

ただの移動手段として買った激安バイクチョイノリですが、休みの日には一人でツーリングへ行ったり林道探索をしたりとバイクの面白さにどんどん引き込まれていくことになりました。

30km規制に二段階右折。50㏄バイクは警察のいいターゲットです。二十歳を過ぎてから普通自動二輪免許、大型自動二輪免許とステップアップしていきました。

はじめて買った単車は、偶然にも編集長と同じバンディット250! 今では貴重な4気筒250㏄の高回転エンジンを搭載したバイクです。

キャブがちょっとデリケートでしたが、あれはいいバイクでした。

その後乗り換えたDR-Z400SMではジムカーナにはまります。非力なチョイノリの反動なのか、速さに魅了されていた時期ですね。

同時にロングツーリングへも行くようになりました。

風を感じながら走るバイク。自然の中でテントを張り一夜を明かすキャンプ。この二つが組み合わさった時の衝撃といったらありません。

忘れかけていた胸の高鳴りが再びよみがえる瞬間でした。

今では北海道から四国・九州まで、キャンプ道具を載せバイクで出かけています。

移動の足でしかなかったバイクが、自分にとってなくてはならない存在になりました。

スズキのチョイノリを買った18歳から早16年。今の僕はバイク用品とアウトドア用品を企画・開発する仕事についています。自分が好きな「ものづくり」と「バイク&アウトドア」に拘って生きてきたらこうなってました。

18歳の頃には思いもよらない結果ですね。

この企画では様々な人の「バイクに乗り始めた理由」を紹介していきます。次回は若いライダーをピックアップしていくのでお楽しみに!

(ライター:橋本文/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン

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