ヤマハが「バッテリーシェア」対応の電動スクーター・EC-05を台湾で発売

●スクーター大国の台湾で、ヤマハが新世代の電動スクーターを発売

人口約2350万人に対し、バイクの保有台数は約1360万台、普及率は実に58%にもなる台湾。そのバイクのほとんどは小型のスクーターで、まさにスクーター大国といえる台湾で注目されているのが電動スクーターです。

2011年に設立された電動スクーター専門メーカーGogoroは、バッテリーの充電&交換ができる「GoStation」と呼ばれるスポットを街中に設置し、長時間の充電やバッテリー切れに悩まされることなく電動スクーターを使用できるようにインフラの整備も行いました。

このGogoroと協業する形で、ヤマハ発動機は8月1日に新世代の電動スクーター「EC-05」を台湾で発売します。EC-05はGogoro社の市販車両のプラットフォームをベースにヤマハがデザインを行い、現地法人のヤマハモーター台湾を通じて販売します。

Gogoroエナジーネットワーク社により台湾国内に1200カ所以上設置されたバッテリーステーション「GoStation」を利用することができる、新世代の電動スクーターです。日本でもこのシステムが本格運用されれば、電動スクーターに乗り換えるユーザーも増えそうですね。